インタビュー

木村文乃さん

Q、この企画を聞いたときの感想や意気込みを教えてください。

第1話

 企画を聞いたときは「なんだか面白くなりそう」と素直に思いました。新井プロデューサーや塚原監督が「“3色弁当”のようなドラマにしたい」とおっしゃっていて。それは‘コミカル’あり、‘ドロドロ’あり、‘爽快’あり、の“3色”で、新しいタイプのドラマを作りたいと聞いて、企画の段階でどうしたいかが明確に伝わってきてワクワクしました。
プロットを読んで、その後台本を読んでいくにあたって言っていることが何もブレていなかったし、実際にチームの中にも経験者がいらっしゃるのと、スタッフ・キャストのほとんどが女性なので、女性のドラマを描くにあたり嘘がなさそうだな、と。ある程度ドラマとして魅せなきゃいけない部分はあるでしょうけど、本当に伝えたい部分や言いたい部分はリアルにいきたい、とお話しました。

Q、演じる蒲原希子はどんな女性ですか?

第1話

 お弁当屋さんを立ち上げた年収250万のシングルマザーで、社会的な立場は低いのかもしれないけれど、子供に対する愛情は誰にも負けないものを持っている女性です。それゆえ名門幼稚園に入ったときに、普通から見るとちょっとおかしいけど、希子にとっては当たり前のこと、「それって何のため?誰の幸せなの?」と感じたことをどんどんつっこんでいくんですね。でも自分が100%正しいとは思っていないので一回は郷に入ってみる。それでもやっぱり疑問を持ったらそれを素直に相手にぶつけて、暗黙のルールや狭い世界の中で必死に生きているお母さん達に目を覚ませていく役どころです。

Q、希子を演じていて面白いところは?

 想像以上に息子・陽斗とのからみがすごく楽しいです。陽斗役の横山歩くんは、何を投げてもすごくユニークな返しをしてくれますし、大人より話を聞いてる(笑)。何をやっても面白いシーンにできると思えるので、今一緒にいる事がすごく楽しいです。
撮影しながら体感していることは、自分も希子のような母親でありたいって。女性なので、いずれは子供を持つときが来るかもしれないと考えたときに、希子と陽斗は理想の親子像ですね。

Q、演じていて楽しいシーン

 竜(雷太)さん演じるおじいちゃんとのシーンが数少ないホッとできるシーンです。常に気を張って仕事も生活もうまくやなきゃと思っている希子にとって唯一弱音を吐ける場所なので、そこは素直に竜さんの包容力に身を委ねてやっていけたらと思ってやっています。

Q、木村さんが思うみどころはどこでしょう?

第1話

 女性が集まるとママ友いじめとかドロドロしたお話なのかなと思われがちなんですがそうじゃないのがこのドラマの面白さです。やっぱり母親でもあるけれども一人の人間だし、女性だし、お母さんたちも日々葛藤して生きているんですよね。それぞれの年代、どんな女性が見てもどこかに共感してもらえる瞬間があると思うので、そこが一つの見どころだと思います。
 登場人物のそれぞれが、表面上はきらびやかに見えても、裏では必死に生きているんですね。水面下で足をバタつかせている白鳥みたいな。バタつかせていることって恥ずかしくないし頑張ってることも悪くない。それぞれの役に当てはまる人は多いと思いますが、見終わったときに救われるというか気持ちが楽になってもらえたら嬉しいです。


Q、視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。

 「小さな世界のルールを破れ」がこのドラマのテーマです。そのルールが一体何なのか、そのルールを私演じる希子がどういう風に崩していくのか、それが見どころになっていると思います。是非楽しみにご覧下さい!

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