水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



学部(がくぶ)

[1] 印籠のあれこれ
*使用方法
【身に付け方】
テレビでは格さんがふところから取り出す印籠。
これは本来の身につけ方ではありません。
紐の所を帯にはさみ、根付けを引っかけて落ちないようにします。すると上着が揺れるすき間から根付けや印籠がちらちらみえてそこが最高におしゃれとされていたのです。
黄門様はおしゃれに敏感ですから、最初の頃は印籠を下げて旅をしていたときもありました。そしてたまたまそれをみられて黄門様の正体がわかり「へへーっ」となってしまった回もあります。
印籠を出すのが格さんの役割として定着してからは普段も格さんが持ち歩いているようです。

【中には何が?】
さて印籠が薬入れだったことはよく分かったと思います。
では肝心の中身は?黄門様のことだからきっとすごい薬が入っているに違いない、と皆さん期待されるでしょう。
その期待にたがわず、本編には印籠の薬が活躍するシーンが何度か登場します。
☆印籠の中の薬治療ファイル
  1. 格さんに「例の薬を」と言って飲み薬を出させる。八兵衛によると「棺桶に片足つっこんだばあさんが10日で直った」らしい。値段は10両!?(第9部27話)
  2. 黄門様、胸の病気にかかった人の娘に薬を渡す。「高麗人参が入っている」らしい。(第10部6話)
  3. 目つぶしを食らった黄門様、印籠の薬で目を洗う。(第3部7話)
  4. 助さん、印籠の丸薬を噛み砕いて傷に塗る。(第16部29話)
  5. 鉄砲で撃たれた弥七が次の週にはぴんぴんしている。(第1部30話)
どうやらどんな病気や怪我にも効く万病薬が入っているようですが、印籠の中身は黄門様の秘密の中でもトップシークレットの部類に属するようでいっさいは謎に包まれています。
もし印籠の中身が明らかにされれば現代医学の常識がくつがえるかも?

【旅に出ないときは・・・】
どうやら西山荘の秘密の場所に大事にしまっているようです。第22部の最初で旅の前に黄門様が印籠をうやうやしく取り出すシーンが登場します。
装飾の美しい印籠は部屋の飾りとしても利用されましたが、黄門様の印籠はただの印籠ではありません。世直し旅を通じて印籠の役割がただの旅の持ち物から将軍の代理であることを示す証明書に変化していったのです。


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