火曜ドラマ『ホテルコンシェルジュ』

インタビュー

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2015.8.18 片桐美穂子役:若村麻由美さん

演じていらっしゃる美穂子さんとはどんな方ですか?

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世界の中でも一流と言われるホテルでの経験を持っていて「故郷に錦を飾る」ではありませんが、そのキャリアを活かすために日本に帰ってきた、という前提があります。第1話の登場シーンも、今日からこのホテルを一流にする!という覚悟あるシビアな目でフォルモントの玄関に立った片桐美穂子GMです。
経営戦略室GMとしてやるべき仕事は、一流ホテルとしての方向性を見極め、品格と利益向上の結果を出すこと。決してコンシェルジュの教育係ではないんです(笑)。でも「コンシェルジュでホテルを決める時代が日本にも来ます」とセリフで言った通り経営戦略を考えたときにコンシェルジュは重要ポイントです。コンシェルジュになるには経験不足にもかかわらず違例の抜擢をされた天野塔子。その若さの勢いと一生懸命さで目先のことに突っ走る姿を危険に感じていて、その成長を待つ時間はフォルモントにはない。もっと優秀な人材と変えることが急務と判断しているんです。

演じる上で意識していることはありますか?

ロンドン帰りでヨーロッパの一流を知るホテリエというのが美穂子のキャラクターを作る上で大きな要素となっています。
マニュアル重視ではない一流を見極める目を持つ美穂子が現状をどう感じどう対応するかに注意しています。
例えば、命令口調で「こうしなさい」と片付けるのではなく、まずは「なぜ〜したのですか?」と問いかけます。ホテリエの仕事はなんでも教えてもらえるわけではなく、自ら考え行動し反省し改善しなければ意味がないと思っているからです。口癖の「ノットエレガント」も最初はとても悩みましたが、脚本家の松田さんが『どうしても言わせたい一言』なのだとお聞きし、美穂子にとって信じられないレベルに達した時に思わず口に出てしまう「ノットエレガント!」と解釈することになりました。 最終回までに、美穂子が何回口にするかチェックしてください(笑)。

若村さんが思う「一流」とはどのようなものですか?

難しいですね。クランクイン前に、多方面の方に「一流」についてお尋ねしたり、一流ホテルを舞台にした作品をいくつも見ました。その中で印象に残っているのは「一流とは、稀なること」という言葉です。他に類を見ない特別な空間、時間、おもてなし。究極の非日常。一流のおもてなしをすれば一流のお客様が集まって、自ずと利益はついてくるというのが美穂子の考えるところ。稀なる時間を過ごせる空間と稀なるサービスを受けられるのが一流のホテルということなのでしょうか。あら?天野塔子もそのエッセンスを内に秘めていますね。美穂子もいつかそのことに気付くのでしょうか?(笑)

共演の皆さんの印象を聞かせてください。

西内まりやさんは本当に頑張り屋さんです!このハードスケジュールの中、早朝から、ヒールを履いてあのホテルの長い長いバックヤードをダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!ご覧になる皆さんには一回かもしれませんが、現場ではわたしの前を、一体何十本ダッシュしたのかわからない程。その走りっぷりもファイトも含めていつもキラキラしています。三浦翔平さんは演じている役もクールですが本城さんとは違った意味で客観性があり、プロデュース感覚に優れたクールオチャメ君。それにお二人ともお人形さんのように端正で、目の保養になっています。

鷲尾総支配人と美穂子さんの関係が気になるところですが…

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鷲尾さんは情の人ですけれど、美穂子は現実はそんなに甘いものではないということを知っている人。若い頃は同僚でもあったわけですし、お客様に最高のおもてなしをする、という意味では同じ志を持っている二人なのですが、美穂子のほうが現実的です。「カオル」という謎の存在も気になる所ですが、脚本家がどうしても描きたかったと聞いています。その為か鷲尾さんと美穂子が「元夫婦」と思っていらっしゃる方が多いとか(笑)。二人の関係はミステリアスな方が面白いので、元夫婦?元恋人?ただの同僚?といろいろ想像しながらお楽しみいただければと思います。
鷲尾総支配人のホットな部分は、演じていらっしゃる高橋克典さんご本人の魅力でもあります。高橋さんは、鷲尾と美穂子のやりとりをデリケートに考えていらっしゃって、リアクションも繊細にニュアンスを変えて何パターンもトライなさいます。以前にもご一緒させていただきましたが、演技に対してとても真面目に取り組まれる方です。

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若村さんはホテルを舞台にしたドラマへのご出演も多いですが、変化を感じることはありますか?

実はホテリエの役は今回が初めてなんです!いろいろと勉強して新鮮な気持ちでドキドキしながら撮影しています。「すべてはお客様の笑顔のため」というホテリエの姿勢は昔から変わらないようですが、ドラマタイトルにもなっている「コンシェルジュ」に焦点があたり始めたのは日本では最近という印象があります。ドラマでも主人公がコンシェルジュというのは新しいと思います。ホテルでこんなこともしてくれるの?!と驚かれるかも知れませんが、コンシェルジュはNOとは言いません。片桐美穂子の言う通り「日本にもコンシェルジュでホテルを決める時代が必ずきます」(笑)。
ドラマ上で美穂子が接客する機会はほとんどないのですが、第3話で歌舞伎役者のご贔屓筋を接客した際は本当に緊張しました。一流を知る美穂子のエレガントな接客をしなければならないのに、私自身は新人ホテリエの緊張感で手に汗を握っていたのですから(笑)。

ご覧の皆さまにメッセージをお願いします。

このドラマは、実在するホテルをいくつも取材して実際のエピソードを元にお客様の笑顔のために尽くすホテリエたちを描いたオリジナルドラマです。ドラマスタッフ・キャスト一同も、一人でも多くの方に笑顔になって頂けるドラマ作りをと日々頑張っています。どうか最終回までお見逃しなくご覧くださいませ。

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