インタビュー

中川大志さん

撮影に入って約2カ月。現場はいかがですか?

共演者同士どんどん距離が縮まって、仲良くなっています。ただ、天馬はC5と直接絡むシーンはありませんし、晴や英徳学園とは敵対関係。現実と役が相反しているんですよね(笑)。先日の試写会とレッドカーペットイベントで久しぶりに8人が集まった時も、「もっと一緒にやりたいね」ってみんなと話をしたんです。でも、仲良くなって遠慮もなくなっている分、役の上でも思い切りいきたいと思っています。

第1話を見た感想を教えてください!

ラストで晴が、音を襲った相手に対して必死にネコパンチしたり腕に噛みついていたシーン、あそこが大好きです。撮影の時にモニターで見ていましたが、「平野紫耀、天才だ!」って。ホント大げさじゃなく、こちらの想像をはるかに超えたお芝居を見せられて悔しい気持ちになりました。僕もそうですが、このドラマで役者としての平野くんのファンになった方も多いんじゃないかな。でも、天馬のアクションも近々ありますので、そちらもぜひ見ていただきたいですね。天馬は天馬らしい闘い方で音を守ります!

馳天馬役で特に意識していることは?

内から放つオーラです。難しいですが、そういうものが少しでも画面に出たらいいなと。育ちの良さが感じられることはもちろんですが、世間知らずのお坊ちゃまではなく、人の心の痛みがわかって、人間の汚い部分にも目を背けない。しっかり自分の足で立って、苦労も挫折も自分で乗り越えていきたいと思っている男になればと思っています。「非の打ち所がない」とか「完全無欠」と言われるキャラクターだけに、ファンタジーの王子様にならないように意識しています。

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そのために工夫していることはありますか?

僕自身が具体的に何かをしているというよりも、天馬を演じる上で拠り所になっているのが、堀内敬子さん演じる母親のお葬式のシーンです。天馬にとって大好きなお母さんが亡くなったことは大きな悲しみだし、転機だったと思いますから。同時にそれは、天馬と音の歴史の始まりであり、最終回までつながる根っこになっていくと思うんです。お葬式の回想シーンはこれから出てきますが、今の天馬の基盤になるシーンを早い時期に撮影できたことは、僕の中ですごく大きいですね。あとは、立ち居振る舞いやしゃべり方がスマートになるよう気を付けています。

桃乃園学院について思うことは?

“花男”から10年経った今、名門・英徳学園vs新生・桃乃園学院という新しい図式が面白いですよね。ITなど最先端を導入した桃乃園によって2018年という時代が感じられますし、英徳の伝統もより際立つと思います。両校は、運営方針から制服の色まで何から何まで対照的。桃乃園の存在がドラマを盛り上げる新しい風になれば。そういう学校対決と恋愛が絡んでストーリーが展開していくところが新鮮で面白いですね。

音と晴と天馬の恋愛模様をどう思いますか?

ホント爽やかだし、思い通りにいかないところにキュンキュンします。僕は子どもの頃に“花男”をワクワクしながら見ていましたけど、同じように“花晴れ”を楽しみにしてもらいたいし、特に3人の恋愛模様は毎週続きが気になっていくと思います。

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ご自身はどんな恋愛が理想?

僕はよく笑う子が好きなんですよね。見ているとこちらも楽しくなるような。ちょっとしたトラブルや失敗なんかも2人で楽しめちゃうような、そんな恋愛がいいかなと思います。

中川さんにとって「自分らしく生きる」とは?

まずは自分の気持ちに目を背けないこと。仕事でも恋愛でも友人関係でもそうですが、自分の気持ちを「なかったこと」にして完結させるのは嫌ですね。「きっとムリだから」とか「相手はこう思うに違ない」と先走りしてあきらめたり、人と違う意見を言うのをやめたり。もちろん相手を傷つけることをしたらいけないけど、自分の気持ちもちゃんと大事にしてあげて、自分に嘘をつかない。それが僕らしく生きることにつながると思っています。

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