Vol.1福井の郷土料理①
栄養バランスの取れた純和食が顔を揃えるわかばたち藤谷家の朝の食卓。ここにも福井を代表する郷土料理が多数登場しています。たとえば「たくあんの煮たの」はたくあんをリメイクした先人たちの知恵が光るアイデア料理。いずれも素朴な味わいがクセになる品々ばかり。もう一品ほしいと思ったときに、簡単に作れるものもあるので、一度挑戦してみてはいかが?
①鯖の塩焼き
②名田庄漬け
福井といえば鯖!ということで、食卓には鯖料理が。
名田庄漬けは、京都府との県境に近い旧名田庄村(現おおい町名田庄)で作られた野菜を漬けた素朴な味わいが魅力のお漬物です。
里芋の煮っころがし
<材料(4人分)>
里芋(皮をむいたもの)500g
だし汁 200cc
水あめ 小さじ1
柚子 適量
※a
酒 50cc
みりん 50cc
醤油 50cc
砂糖 大さじ1
<作り方>
1.フライパンに一口大に切った里芋とだし汁を入れる。
2.里芋がやわらかくなるまで中火で煮る。
3.煮汁が1/3〜1/4になったらaの材料を加え、煮含める。
4.水あめを好みで加え照りが出たら完成。お好みですりおろした柚子を散らす。
たくあんの煮たの
<材料>
たくあん 2本
※a
だし汁 3カップ
酒 大さじ2
みりん 大さじ3
醤油 大さじ3〜4
鷹の爪(種抜き) 2〜3本
<作り方>
1.たくあんを輪切りにし、たっぷりの水で茹でて、煮立ったらザルにあげる。(必要ならさらに塩抜きする)。
2.ザルにあげたたくわんを鍋に入れ、aの調味料を加えて、柔らかくなるまで煮込んだら完成。
昆布巻
おせち料理にも欠かせない一品ですが、藤谷家の朝の食卓にも並んでいた通り、福井では、定番メニューです。
がんこ豆
かための大豆の甘露煮。家庭的でちょっと甘めの懐かしい味付けで、噛めば噛むほどおいしさが広がります。