みなさん、第4話はいかがでしたか?
今回は離脱届ではなく、離婚届に一筆!?
ヤクザの妻だからと言って、ただでは足抜けさせない、“ヤクザと関わったものは一生苦しむべき”という麦秋の考えは……より、激しさを増していましたね。
さて、第4話もアクションシーン、かっこよかったですね。
撮影現場でリハーサルを行いながら、立ち回りを作り上げていくのですが、第4話ということで、3話までとの変化もつけつつ、どのようなアクションを行うのか、丁寧に相談していた大島さん、北村さん、坪井監督、アクション監督。
最初に麦秋が「良かったです。先に手を出していただけて」と足蹴りする部分。“回し蹴りにしようか”との意見に、大島さんがやってみたのですが……「(身長さがあるので)足が届かないかも。大回りになっちゃうかも」と試行錯誤。すると、「勝手に俺の意見を言うと、回し蹴りしている間にスキができるし、小さい麦秋から大きな力を出すためには、台(机)に乗って斜め上から蹴る方が強く見えるかも」とやってみる北村さん。「確かに、乗った方が蹴りやすいし、(蹴る)スピードが出やすい」と大島さんが実演。動きをそばで見ていた坪井監督も満足げな表情で、その動きを採用することに!
そして、前半戦は自ら闘わずに避ける動きが多かったのも、大島さんと北村さんのアイデア。
北村さん「麦秋の小ささを生かした、頭脳戦がいいのかなと。相手と引っ張り合う力で、麦秋が弱めて転ばせるとか」
大島さん「いいですね。私も最初は避けて避けて、最終的に囲まれた狙われたところで、(武器を)使ったほうがいいかも」
北村さん「その方がかっこいいはず」
大島さん「そうですよね。あと、(祐司が)逃げるのを追いかけるとき、優奈ちゃんもそばにいるから、かばう動きがあってもいいのかなと。パソコンを狙っていたとしても、優奈ちゃんも気にしていたいです」
などと、1つ1つの動きに関して相談し提案しいて、「なるほどね。麦秋の俊敏さを出してみよう」と坪井監督。
ファイルとパソコンの奪い合いを練習していた大島さんと緋田さん。
そうして作り上げた立ち回りを、「何度かやってみていいですか?」と大島さんが本番直前まで何度も何度も確認&スムーズに動けるようにお稽古されていて、北村さんは大島さんの様子を見守りながら、「最初に(相手が)手を出してきたところでは、麦秋が強い事を知っているから、“あかん、あかん”“ほら〜”ってリアクションしたり、痛そうな顔していたりするのはどう?あと、クローゼットに入るとき、リーゼントの先っぽが出てたら面白いかも!」などと沢山のアイデアを!
ファイトとパソコンを取られたものの、ゴルフクラブを奪い……
「当たってませんよね?大丈夫ですか?」と気遣う大島さん。
そして迎えた本番では……もちろん、アクションブロックをほぼ一連で撮影し、「最初の動きと距離感やタイミングが気になったので、もう1回やらせてください」と坪井監督に頼む大島さん。続いてテイク2では、見事なアクションを披露し……「めちゃくちゃよかった。かっこよかった!」と坪井監督やスタッフから拍手が贈られると「タイミングがハマりました。(蹴り)頑張りました〜」と満面の笑みの大島さん。「かっこよかったわ〜」と北村さん。
逃げる祐司。「頑張って走ります!」と緋田さん(笑)
逃げる祐司に足抜けの番号を叫ぶ麦秋の表情や目線、”間”を相談中。
麦秋のアクションは『ヤメゴク』のみどころのひとつではありますが、現場では回を追うごとにバージョンアップさせたり、麦秋らしい動きを付け加えたりするなど、創意工夫を凝らしていますので、今後も楽しみにしていてくださいね。