警察あれこれマメ知識

捜査1課を舞台にした刑事ドラマはよくあるけど「捜査3課ってどんなところ?」などなど、身近な存在の警察だけど、知らないことって意外に多いのでは? ということで、警察に関するあれこれを、豆知識的に紹介するコーナーがこちら。

刑事たちの持ち物は?(2013.6.3)

ハギさんや秋穂、そして捜査1課の菅井など刑事部の捜査員、いわゆる私服警官は、お巡りさんのように制服ではなく、スーツなどの私服を着て仕事をしています。これは、ごく普通の社会人のような格好の方が、秘密裏に捜査をしやすいから。扱う事件にもよりますが、刑事という身分を隠していた方が、捜査をする上でなにかと都合がよいのです。 なので、選ぶスーツも黒や紺、グレーなど、派手ではなくごく普通のものを選んで着ています。女性刑事の場合、スーツ類でもパンツスタイルやスカートなど、男性のものより多少バリエーションがありますが、派手なものは控えるようです。

そんな刑事たちの持ち物はというと、通常の捜査の場合は「警察手帳」や「手錠」「警笛」「メモ帳」などだそうです。そのほか、状況により「警棒」や「小型無線機」それと「拳銃」を携帯しますが、拳銃に関してはよほどの凶悪事件に対応する場合など、拳銃の携帯許可が出た場合に限ります。

ちなみに、ハギさんたち刑事の胸元に、プレートやバッジが付けられているときがあるのをご存知でしょうか? 一つは、警視庁内の通行証として着用する“Metropolitan Police Department(=警視庁)”の略である「MPD」と書かれたプレートで、捜査中など外出時には外しています。そしてもう一つが、菅井や田端一課長など捜査1課の刑事たちが付けている赤いバッジです。このバッジは捜査1課の刑事のみが付けているバッジで、「選ばれし捜査第一課員」という意味を指す“S1S(=Search 1 Selectの略)が刻印されています。

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