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渡部暁斗、形で残った銅メダル 不振の今シーズン、大一番で意地
【張家口共同】北京冬季五輪の複合ラージヒルで、渡部暁斗(33)が銅メダルに輝いた。3大会連続の表彰台。今季は不振に苦しんだが、大一番で意地を示し「求めていた色ではなかったが、形が残る物を残せて良かった」と話した。
5度目の五輪を迎えるまでの4年間は「今までで一番苦しかった」。2019〜20年シーズンはW杯個人総合で9位。8季連続で維持したトップ3から陥落し「選手としての死期が近づいている」と恐怖を感じたという。
正々堂々の勝負が信条で、レースでは自ら集団を引っ張った。1秒を切る競り合いの中、ゴールで脚を出すことすら忘れるほど「全力を出し切った」と言う。(共同)
写真:ノルディックスキー複合男子個人ラージヒルで銅メダルを獲得し、喜ぶ渡部暁斗=張家口(共同)
写真:男子個人ラージヒル 後半距離でゴールした銅メダルの渡部暁斗(左)。右は金のヨルゲン・グローバク=張家口(共同)
2月16日(水) 11:43
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