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メダル授与は数カ月後か ワリエワ余波、日本にも


 【北京共同】北京冬季五輪フィギュアスケート女子でROCのカミラ・ワリエワに発覚したドーピング問題で、団体のメダル授与式を大会期間中に実施しないことが決定。ワリエワに薬物違反があったかどうかの判断は数カ月かかるとの見方もあり、選手に困惑が広がる。
 「みんなで取れた3位。やっぱりメダルがないと実感が湧かない」。団体で日本初の表彰台に貢献した坂本花織は15日、本音を漏らした。仲間と表彰台に立ち、メダルを手に喜びを分かち合う機会が奪われた。
 個人種目でもワリエワが3位以内なら表彰式は行わない。帰国後の家族、友人との再会や報告会まで“手ぶら”を強いられかねない。(共同)

写真:フィギュアスケート団体で初の銅メダルを獲得し、ポーズをとる(右から)樋口新葉、鍵山優真、坂本花織、宇野昌磨ら日本チーム=7日、北京(共同)
2月16日(水) 10:26

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