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ものがたり

第7話 2012年11月23日 OnAir

(#7 写真)ある日、家光(多部未華子)は、伝右衛門(内藤剛志)を伴って城下へ視察に出かけた。城下では、道を往来しているのは女ばかり。活気はあるがよく見ると、髪を結い上げた女たちが忙しそうに男勝りの仕事をしていた。立ち寄った小間物屋では、8両という高値で、息子に夜伽の相手をさせますと斡旋をする有様。さらに、かつての公儀が遊郭として認めた吉原は、男子が激減したため閑散とし、見る影もなくなり、今は年寄りや病人ばかりの売り物の男が並んでいる様を見て、家光はショックを隠せなかった。城下の飢饉の情況を把握した家光は、早速城に戻り六人衆をを集め、百姓一揆の気運をくじく策を命じるなど家臣を驚かせる。

(#6 写真)そんなとき、有功(堺雅人)の命に従い、玉栄(田中聖)が上様のお側に上がる夜が来た。前髪を落としすっかり大人の男に変身した玉栄だが、本当にこれでよいのかと悩み苦しみ、寝所に上がってもなお家光に自分の思いをぶつけるのだった。
一方、中奥では疫病のため跡継ぎがいなくなり、お家断絶が危ぶまれる大名家が増えていた。浪人が増し治安が悪くなることを懸念し、一時でも、女子の後継ぎを立てることを認めるしかないと言う六人衆ら家臣たちの言葉に、春日局(麻生祐未)は激怒するが、正勝(平山浩行)信綱(段田安則)らが、女でありながら今の家光が名君と思えると語ると反論できなくなってしまう。
「誰も彼も、婆の言うことなど聴く耳を持たぬ!」と苛立つ春日局。そんな春日が、ある日突然…!?

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