上田晋也のニッポンの過去問

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過去の放送内容

【第85回】「小泉劇場の功罪」(3月8日放送)

「上田晋也のニッポンの過去問」前回のテーマは「小泉劇場の功罪」でした。
 2001年から2006年まで、その「面白さ」で国民を魅了したのが、小泉純一郎元首相でした。
「改革なくして成長なし」「人生いろいろ」など硬軟織り交ぜたワンフレーズと、「抵抗勢力」なる敵役を定め、白黒つけるための刺客まで放つという劇場型政治の面白さ。そして、プレスリーやXジャパンなどを織り込んだ、本人自身のエンターテインメント性。これらの「魅力」からか、小泉元首相は類い希な高支持率を維持し、ワイドショーの政治部門も高視聴率を獲得しました。そもそも、ワイドショーが積極的に政治を扱うようになったのは小泉元首相からといっても過言ではありません。
 それにしても、小泉元首相は、なぜ、あそこまでウケたのでしょう。
 あの時代から「格差」が始まったのもおそらく事実でしょうし、必ずしもイイコトばかりじゃなかったでしょうに、小泉元首相は今にいたるまでも、なお人気者です。
 今現在、東京都のトップには、小泉氏の薫陶を受けた小池知事がいます。その小池知事も抜群の支持率を保っています。
 小泉氏と、小池氏の似ているのはどこか、はたまた違いはどこにあるのか。
 龍崎解説員に詳しく解説していただき、小泉劇場の功罪とはなんだったのか考えました。

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