上田晋也のニッポンの過去問

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過去の放送内容

【第39回】「バブル遺跡を訪ねる」1990年代(2月17日放送)

「上田晋也のニッポンの過去問」第39回目は……「私をバブルに連れてって!」「よし、まかしとき、バブル遺跡を訪ねてみよう…!」というお話でした。
 バブル時代というのは、一般的には、1986年(昭和61年)の12月から、1991年(平成3年)2月までの、合計51か月間を指します。
 ところが、奇妙なことがあります。そのバブルの象徴とされた「ジュリアナ東京」は、1991年(平成3年)5月に営業開始。つまりバブル崩壊”後”に、営業を開始しているのです。
 おかしいですね。ジュリアナこそ「バブルそのもの」じゃなかったの?
 しかし、これは事実です。
 ジュリアナばかりじゃありません。バブル崩壊後に営業を開始した「バブルっぽい巨大施設」は、「宮崎シーガイア」「スキードーム”ザウス”」「ワイルドブルー横浜」など枚挙に遑がありません。
 今となっては「いったいなぜ?」「なぜ中止できなかったの?」と思います。
 しかし、当時の人々はこう信じたのです。「今はちょっと調子が悪いだけ、やがて好景気の波は再びやってくる」と。
 番組は、あの頃、過剰にゴージャスに造られた、トンデモ巨大建造物が、その後どうなったのかを訪ね歩きました。
 バブル崩壊後の経営母体の倒産を経由しながら、廃墟化を免れた「宮殿のようなホテル」。
 首都圏に住宅が買えない人のために、あの時代に建設された「ド田舎のニュータウン」。そして、それがいかにして甦ったかを紐解きました。

【取材後記】和歌山県・「ホテル川久」編

和歌山県白浜温泉にある、ド迫力の「ホテル川久」を紹介しました。
ここでは放送ではご紹介できなかったホテル内部を紹介したいと思います。

まずは来客用や会社の会議などで使用されるラウンジ。

ラウンジに入ると軽いつまみや、ワインなどが揃います。

さらに中に入ると、まるでG7で各国首脳が話し合うような円卓が(シャンデリア付き)

いかにも高そう〜なお皿やグラスが飾られています。

ホテル川久はド派手な造りも魅力ですが、ホテル担当者の方いわく他にも魅力があるそう
それが「王様のビュッフェ」
北海道十勝産の黒毛和牛や新鮮な魚介類などメニューもとても豊富です。

ホテル担当者の方いわく、シーズンはやはり夏だそうで海水浴シーズンなどは
すぐに予約で埋まってしまうそうです。
今の時期なら比較的予約が取りやすいそうなので
皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
(ホテルから車で10分ほどにパンダでおなじみのアドベンチャーワールドがあります)

【取材後記】山梨県「コモアしおつ」編

新宿から中央線で65分山梨県上野原市に巨大エスカレーターはありました。
全長210mのエスカレーターと聞いて正直パッと実感がわきませんでした。
実際行ってみると、「まあ長〜い」こと(笑)
取材に訪れたときは朝のラッシュのため、エスカレーターは住宅地から駅へと下っていました。じゃあ上るときはどうすんのよ?って話ですか?
実は、エスカレーターの両側にはエレベーターもついているのです。
ちなみに所要時間は4分です。

そして、住宅街はどうなっているのかというと・・・
コモアしおつには現在1700世帯がお住まいで、
実は、1軒、1軒全ての家の間取り、レイアウトは違ったものらしいです。
要は、1700通りの家のデザインがあるということなんですね〜
水野アナと歩いてみましたが、とても広くて何度か迷ったことは言うまでもありません。
コモアしおつ内には放送でも紹介したように、日常品が揃うスーパーや小学校、病院や
公園が4つなど色々揃っているんです。
自然も豊かでとても心を癒される。そんな場所でした。

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