現場レポート

隣保会館と防空壕

2018.9.2

第7話(9月2日放送)は、73年前の夏が舞台でした。その中から、隣保会館と防空壕の場面の舞台裏をお届けします。

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ラストは隣保会館で女性たちが草履(ぞうり)を作るシーンでした。皆さん撮影前から、わら細工師・中島先生の指導を受けて作り方を猛勉強。自分の両足の指に4本の芯縄をひっかけ、わらを交互に編み込んでいきます。

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志野は草履作りが上手という設定でしたが、土村さんは実際に編むのが早くて、先生にも褒められていました!でも、力の入れ加減によって草履の幅が狭くなったりするため、「幅を均一に編むのが難しい」とおしゃっていました。

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出演シーンを終えて、途中から練習に加わった木野さん。都子さんが覚えたてのやり方を伝授して、一緒に楽しそうに編んでいました。
作り方のマニュアルなどはなく、コツは感覚でつかんでいくもののよう。中島先生によると「自分の体のパーツを使ってサイズを測り、自分の体を使って作っていくので、他人の草履は作りづらい」のだそうです。ちなみに先生は、一足(両足ぶん)を鼻緒を除けば1時間20分ほどで作ってしまうそうです!

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そして、他のキャストやスタッフも加わり、土井監督の演出でリハーサルが行われました。

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一方、こちらは防空壕。北條家のすぐそばにありますが、壕内のシーンはスタジオにセットを組んで撮影。

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中は3畳ほどで、天井までの高さは160cmくらい。真夏にこの中で過ごすのは、想像しただけで本当に大変そうです。

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ちなみに周作が食べていたおにぎりは、ご飯に見立てたジャガイモ。お米はすでに手に入らないものでした。

7話のレポートの続きを近くアップしますので、またよろしければご覧くださいね。

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