沢村一樹さんインタビュー
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- 台本について
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回が進むごとに、それぞれの回にそれぞれの主役がいて…すごく面白い台本です。
台本が来るのが楽しみで、それを形にしていく作業を毎日少しずつやっています。
手応えはあります。 - 京野陸太郎という役
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京野陸太郎は、元々シェフだったんですけど、パリのある有名な三つ星レストランで修行しているところに、尾花夏樹がやって来て、同じ見習い同士だったにも関わらず、彼に歴然たる力の差を見せつけられて、シェフになる夢を諦め、それを補佐するギャルソンになったという人物。人物設定では、中学・高校から将来は料理人になりたいと思っていたから、そのためにフランス語や英語の勉強もしていたという努力の人。でも尾花の才能に勝てなかった。
とにかく僕が演じる京野は、木村(拓哉さん)くん演じる尾花の才能に惚れ込むギャルソンの役です。 -
- 才能との葛藤は、ある意味色んな人が共感する役どころだと思いますが
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尾花と出会ったことで、京野は自分では気が付かなかった自分なりの能力や、活躍する場所を見つけ、どんどん可能性が膨らんでいきました。スイッチの入れ方次第では、仕事のやり方も変わってくるし、”やる気スイッチ”を押すか押さないかの違いでしょうね。
この番組が、もしかしたら皆さんの”やる気スイッチ”になるかもしれないなと思っています。 - パリでインというのもチームが出来上がる大きなきっかけになったのでは?
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パリに行ったキャストは3人だけなのですが(笑)、もしかしたら、スタッフも入れたチーム全体で考えると、パリに行けたことは大きかったかもしれないですね。
あの場所が僕らのはじまりになっていますし、京野個人としても、青年時代から人生の半分以上をパリで過ごしていた人なので、実際にパリに足を運ばせてもらったのは、すごく糧になりました。しかし、楽しかった〜〜(笑)!あんなにゆっくりヨーロッパで過ごしたのは初めてです。朝から晩まで撮影は続いてましたが、僕はちょっとお休みの時間があったので、その時間で満喫させていただきました!