日曜劇場『グランメゾン東京』

番組情報

沢村一樹さんインタビュー

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京野として印象に残ったシーン
1話のあるシーンで、実際に演じていて心に響いたシーンがあって、「ここに僕のことをわかってくれる人がいたんだ!」と感じるシーンがあるんです。そういう時すごく嬉しい気持ちになりますよね。はっきりとこれが好きじゃない、あれが好きというやり取りじゃないんですが、言葉の端々に「この人だったら、自分が抱えていた葛藤や夢をちゃんと理解してくれる」という人に出会うシーンがあるんです。僕はそのシーンが一番演じていて思い出深いシーンです。

この作品の視聴者の皆さんへのメッセージ
料理をメインで扱っているものですから、料理の話のように思えるかもしれないですが、実はそうじゃなくて、人と人とのお話です。モノを作るときは、色んな役割の人がいて、シェフ一人だけでは何もできない。色んな人たちが集まって、力を合わせて、歩み寄って、話し合って、作る喜びがこの作品のメインテーマ。そこは存分に視聴者の皆さんに楽しんでいただける作りになっています。ドラマの撮影現場もそうですよね。カメラマンさんや音声さん、照明さん、衣装さんやメイクさん…皆さんが力を合わせて1つの作品を作っています。特にこの番組は、料理も本物の料理が出てきますし、木村くん自身が何よりも”本物”を追求する方なので、形だけじゃなく、全身全霊で作っているのを感じていただけたら嬉しいです。
「自分が役に立てることはなんだろう」と考えながら、次の日から過ごしていただける番組だと思います。ぜひ、お楽しみください。