今週の俺塾!目指せ偏差値72!桜葉学園!
塾には入らず、佳織と二人三脚で勉強することにした桜井家。しかし入れるものなら塾を利用しない手はない!困難な壁にぶつかったからこそ分かる原作者・桜井信一さん監修のもと、ドラマの信一が進める桜葉学園受験までの道のりを追いながら、受験ポイントを解説します!
第4回
受験勉強も本格化!しかし、受験算数は厄介なものばかり。
つるかめ算や旅人算、流水算など20以上の“特殊算”を攻略しなければならない。
どうすりゃいいんだ!?
受験するならば、算数の“特殊算”は避けて通れない。
しかしただ覚えるだけなので思考力を使わなくなり応用がきかず、使い方を間違えるという落とし穴に。
そこで…今回の俺からの中学受験指南!
『特殊算の丸暗記は模試には使えない!』
“中学受験の不思議な常識”<その4>!
『中学受験算数で方程式は禁じ手』
と言われているが… 難関中学に合格する子は方程式くらい理解しているぞ。
桜井信一流のアドバイス
特殊算は最短距離で答えにたどり着く必殺技のようなもの。親が方程式で解いてみたところ、自分の式の一部が特殊算になっていることに気付いたなんてお母さんもいる。ちゃんと理解している子にはとても便利な解き方なんだ。
どうしてそうやって解けるのかがわかっていないとただの「解き方暗記」になる。それじゃ応用はきかないよな。類題ばかりの確認テストで通用しても、模試では通用しない。「模試になると急に点数が悪くなる」と首を傾げている親はごまんといるんだ。
方程式を禁じ手とする塾はあっても、方程式を使って求めた答えを×とする学校は聞いたことないぞ。塾が特殊算をイチオシする理由。それは複雑な計算が絡むとミスだらけになる子が多いからだ。点数がとれないと塾のせいにする厄介なお母さんを特殊算でごまかそうってわけだ。