ゲストインタビュー：vol8飛田役 井口理さん
Ｑ.出演のお話を聞いたときの感想を教えてください。
以前から（綾野）剛さんとは友人として仲良くさせていただいて、「お芝居をやりたい」と相談していたんです。「そんなにやりたいなら（撮影を）見に来たら」と誘っていただいて、第1話のカーアクションのシーンを見学しに行きました。そのときは勉強したいという気持ちだけで見学していて、まさか出演のお話をいただけるとは思っていなかったので、単純にうれしかったですし、面白いことになったとワクワクしましたね。
Ｑ.ドラマに初出演してみていかがでしたか？
たくさんの人に見られている中で演技をすることがこれまでなかったので、普通に緊張しました（笑）。撮影現場にはカメラがたくさんあるし、スタッフの方もいらっしゃって、心臓がバクバクしていました。綾野さん、星野源さんはじめキャリアのある方たちに囲まれて、ヘビに睨まれたカエルのような気持ちにもなっていましたね（笑）。「爪痕を残さなきゃ」という思いにも駆られたんですけど、ちょっとビビっちゃって（笑）。同時に周りに馴染んで演じなければという責任感も感じて、たくさんの人と何かを作ることの難しさを改めて実感しました。
あまりにも僕が不安そうにしていたからか、剛さんが「全然大丈夫だから」って優しく話しかけてくださったり。監督さんと剛さんや星野さんが話し合いながら撮影を進めていて、1カット1カット情熱を傾けて作っている人たちとお仕事ができて面白かったです。すごく緊張しましたが、また芝居をやりたいと思いました。
Ｑ.綾野さん、星野さんと共演してみていかがでしたか？
剛さんとはプライベートで仲良くさせていただいてますが、俳優としてのお仕事でご一緒するのは初めてなので、仕事のときの顔が見られて新鮮でした。といいつつそんなには変わらなかったんですけど（笑）。
星野さんとは見学に行ったときに初めてお話しました。ライブなどで同じステージに立ったことは何度かあっても、時間がズレていたので今まで不思議と一度も会わなかったんです。今回、現場で僕が寂しそうにしていると声をかけてくださって、優しい方だなと思いました。
Ｑ.最後にメッセージをお願いします。
毎回見ていて、回を追うごとに面白くなっていますよね。毎週楽しみです。エンターテインメントですが、犯罪に追い込まれてしまう人々もそうだし、事件を追う人間たちのドラマもきちんと描かれていて、すべてが詰まっている作品だと思います。今回は僕が演じた飛田の役も含めてコミカルなところがあります。出前の配達員で、単純作業が好きなところは僕にも通じるところがあって、すごく緊張したけれど自然に演じられたと思うので、ぜひ見ていただければと思います。