現場レポート

熱い仲間がいて、熱いライトがある！

死幣の照明チーフをしています。中川清志です。

ついに回ってきてしまった死幣現場レポート…実は伝えたいこといっぱいあります。

照明の仕事は、テレビ画面を通して、キャスト、建物や各シーンで大事な物を見せることです。
その手法がその場所、時間によって毎回違います。
例えば、真っ暗な場所でロケをするならライトが必要です。

このアパートの前も街灯が無く本当は真っ暗ですが、街灯風のライトを仕込むことによって、どんなアパートかそして玄関前はどうなっているのか伝える事が出来ます。
ただ明るくするだけならライトを持って行って当てればいいだけ…。
でもここで大事なのは、キャストの設定や今の心情を、建物や者にも宿すことです。
わざと色の違うライトを２つ使い、階段の影を出して、寂しい、貧しい、怪しいなどの心情を表現しています。
またライトで太陽を表現してみたり、

突然こんな緑のライトを廊下に当てたり、

死幣だからこそ出来るライティングいっぱい詰まってます！！
照明部は二人しかいないんですが、カメラマンや音声マン、監督までもが機材を運ぶのを手伝ってくれてます。
熱いみんながいて、出来る最大限を常に考えるめちゃくちゃクリエイティブで素敵なチームです！！