現場レポート
タキさんのおはぎ
2018.9.13
第8話(9月9日放送)の撮影舞台裏を2つ、お届けします!
木野花さん演じるタキさんが、ご近所の皆さんに集まってもらったシーン。変わり果てた姿で行き倒れていた息子を、母親である自分が気づいてやれなかったかったことを、涙ながらに語っていました。とても切ないシーンでしたね。
お膳の上に用意されていたのは、おはぎ。タキさんにとっては、お弔いだったんですね。「戦中よりも戦後の方が食べ物はないから、もち米や小豆はタキさんが全財産をはたいて闇市で買ってきたか、あるは何かあった時のために大事にとってあったものを大供出したんでしょう。みんなに食べてもらって、息子を偲んでもらいたかったんでしょうね」と時代考証の山田先生。
そして、そんなタキさんを思いやる皆さんの優しい言葉が、これまた別の涙を誘いました…。
撮影後、成瀬役の篠原さんは「成瀬はほんと僕の1000倍くらいいいヤツです!」なんて、おっしゃってました。
続いて、嵐の中の郵便配達シーン。ホース2本と巨大扇風機3台が大活躍。扇風機はなんとモーターパラグライダー用だそうで、助監督が「カット!」と叫んでも全く聞こえない、ものすごいエンジン音。さすが、空を自在に飛び回れる超強力パワーです!
女性郵便配達員役は北浦愛さん。ヘアメイクさんが顔や首、雨合羽の上からたっぷり汚しメイクをしているところです。その上で嵐の中でのお芝居、本当に大変そうでした。
現場レポートはまだまだ更新しますので、最終回の前に後に、どうぞご覧ください。
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- タキさんのおはぎ
- 2018.9.9
- フレパを思い出せ!
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