放送内容
カナダ東部のアンティコスティ島は、2023年に登録された世界遺産。大地は石灰岩で覆われ、そこには約4億4700万年から4億3700万年前にわたる、1000万年分程の地層が刻まれている。この場所には、地球が過去に5度経験したうちの最初の“大量絶滅”の記録が残されており、化石を通して当時の地球の姿を垣間見ることができる。大量絶滅に直面した動物の化石から、知ることができることとは?
真っ白の崖に太古の海の痕跡
カナダ東部、ケベック州に位置する孤島、アンティコスティ島は、石灰岩の大地に覆われている。その白い大地には、1000万年にわたる地層が刻まれており、そこからは約4億4700万年前、オルドビス紀の化石が数多く発見されている。

85%の生物種が消えた!大量絶滅
地球を過去に5度襲った“大量絶滅”。この島には、約4億4400万年前、地球最初の大量絶滅の記録が刻まれている。オルドビス紀の末期に起きたこの絶滅では、生物種の約85%が絶滅したとされる。

命を取り戻した海
島の南部には、“大量絶滅”から約700万年後の地層が残されている。そこからは多くのサンゴの化石が発見されており、それは大量絶滅が終わり、この場所に再び暖かい海が戻ってきたことを物語っている。
