放送内容
ヒマラヤ山脈の南側に広がるカトマンズ盆地には、かつて3つの王国があり、競い合うように王宮や寺院を建造した。2015年この地を襲った大地震により、多くの歴史的建造物が損壊。9年後の今年、訪れてみると古都は美しくよみがえっていた。古都を飾るのは、木とレンガでできた特有の伝統的建造物。これらを作り出したのは、カトマンズ盆地に古くから住むネワール族で、今もその匠の技が引き継がれている。
よみがえった古都
2015年4月25日マグニチュード7.8の大地震がネパールを襲った。カトマンズ盆地にある歴史的な建造物も被害を受けた。地震から半年後に撮影した、崩壊し土台だけになった寺院や屋根や壁が崩れた王宮…9年後の今年訪れると、古都は美しくよみがえっていた。
古都を飾るレンガと木材
カトマンズ盆地に誕生した3つの王国は競うように王宮や寺院を建てた。それぞれの都にはレンガと木でできた建造物が数多く残る。この建造物を作ってきたのは、古くからカトマンズ盆地に住むネワール族。彼らの匠の技は現代にも引き継がれている。