放送内容
ウッドバッファロー国立公園は世界最大級の広さを誇り、絶滅の危機にあったバイソンを保護するために誕生した。夏から秋には、赤、白、緑…色鮮やかな大地が広がる。白は塩の結晶、赤は植物。これらは太古ここが海だったことを物語る。冬になるとカラフルな景色は一変、真っ白な世界へ変わり半年以上雪に覆われる。またここはオオカミがバイソンを捕獲する関係が残る唯一の場所。広大な湿地には貴重なツルの姿も見られる。
赤！白！緑！カラフルな巨大湿原
広大な公園の一画にアートのようなカラフルな大地が広がる。赤、白、緑…。この色の正体は、白は塩の結晶、赤は塩性の地で生きる植物。また違う場所には石灰岩の大地が陥没してできた穴や巨大な湖も。それらは太古ここが海だったことを物語る。
夏と冬で激変！カナダの原野
北極圏にほど近いウッドバッファロー国立公園では10月には雪が降り始める。夏、カラフルだった大地も一面白銀の世界に。変わらないのは遥か昔から続くオオカミがバイソンを捕獲する光景。唯一その関係性が残る場所でもある。
世界最大！ビーバーが作ったダム
広大な公園の1割を占めるのは2つの川が作り上げる内陸デルタ。その湿地帯にはビーバーが巣やダムを作り暮らす。公園奥深くに全長850mにもなるビーバーダムが発見された。また湿地帯を繁殖地とする貴重なアメリカシロヅルの姿も見られる。