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2015年7月5日放送
姫路城

大変身!白さのヒミツ

姫路城は白漆喰総塗籠という方法で、外壁を白漆喰で塗るだけでなく、屋根瓦の目地や窓枠にも漆喰が塗られています。その白さから別名、白鷺城とも呼ばれているのです。どうしてこんなにも白いのか…その理由に迫ります。

400年前のまま!天守閣のヒミツ

姫路城・大天守の高さは31.5メートル。現存する天守閣の中では最大です。この巨大な木造建築が400年以上にわたって建ち続けている秘密に迫ります。当時の最新技術はもちろんのこと、伝統を活かした匠の技に注目です。

美のヒミツは守りにあり

姫路城は東西南北、見る方向によって全く違う表情を見せます。東からは白鷺のような優美な姿、しかし西から見ると、まるで要塞のよう。その理由は、この城が関ヶ原の合戦の後に出来たことと関係していました。

1993年、日本で初めて世界遺産に登録された姫路城。今年3月、5年半にも及ぶ「平成の修理」を終え、新しく生まれ変わりました。特筆すべきは、その「白さ」。城全体が漆喰で塗られているのです。番組では、この「白さ」に注目、城の修復作業を取材するとともに、漆喰作りに欠かせない<あるもの>を求めて、北海道の海へと向かいます。また築城以来400年以上倒れることなく建ち続ける、巨大な天守閣のヒミツに迫ります。

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