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2012年7月1日放送
テイデ国立公園

海底から噴き上げるマグマ

長期にわたる火山活動によりできたテイデ山。
テイデ山、海から出ている部分は3718mだが、海底からの高さは7500mにもなる。
海底での噴火によりカナリア諸島ができ、噴火を繰り返し、テイデ山も出来たのです。

極彩色の巨大カルデラ

幾度となく噴火を繰り返し巨大カルデラができた。
公園全体は巨大カルデラの中でした。カルデラ内は火山活動の影響により様々な色の岩石で構成されている。
麓の町には、このカラフルな岩石を使って砂絵を描く伝統が残っている。

溶岩が生んだ3mの赤い花

海洋島の高山という独特の地形が、多くの固有種を生んだ。
中でも3mにも伸びピラミッド型に赤い花を咲かすタヒナステはテイデの花といわれる。
この花の蜂蜜は大人気。他にも乾燥した土地で生きる知恵を持った植物が…。

大西洋カナリア諸島最大の島、テネリフェ島にあるテイデ国立公園。公園内には標高3718mのテイデ山が聳えます。
この山は海底から山頂までの高さは7500mになり、世界で3番目に大きい火山。
公園は、ほぼ巨大カルデラの中にあるが、度重なる噴火によってできた様々な色の岩石で彩られます。
麓の町では、この岩石を使い砂絵を描くという伝統も。
火山の噴火で出来た島は、ここで生きる知恵を持つ固有の植物も生み出しました。

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