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2012年3月11日放送
ラリベラの岩窟教会群

大地の十字架

一枚岩の巨大な十字架の教会をはじめとする11の教会群。
800年もの昔に、人々は何故、どのように築いたのでしょうか。

ハチに愛された王

教会を建てたのはハチに愛されたという伝説のラリベラ王。
彼は、夢に見た「エルサレム」を、この地に再現しました。

800年の巡礼地

ラリベラは、今なおエチオピアの人々にとって特別な場所。
聖地に憧れ、この地にやってきた家族の暮らしと祭りの日に密着しました。

エチオピアの北部、標高2300mの高地に築かれた聖地ラリベラ。
そこには、巨大な岩盤を掘りぬかれた11の教会群が今も残ります。
中でも大地を15m掘りぬき、巨大な十字架をかたどったという聖ギョルギス教会は、世界でも類を見ない独創的な建築として見る者を驚かせます。
エチオピアの人々にとって、一生に一度巡礼することが願いである聖地ラリベラの盛大な祭りに潜入、今なお生きる聖地とそこに暮らす人々の姿を追います。

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