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2012年3月4日放送
ラショードフォン、ルロクル 時計製造の町

ミクロと闘う町

町の工場では、数ミリの部品を組み立てる手作業が行われています。いわば、町ごと巨大な時計工場。
なぜ、こんな町が生まれたのか?大胆な都市計画を紐解きます。

ウォッチバレ−誕生の秘密

冬は雪に閉ざされ、半年間やることがない渓谷に暮らす人々。
そこへやってきたフランスの宗教改革の波は、スイスに時計産業をもたらしました。

時計職人の聖地

一度はここで働きたい!今、世界の時計職人たちが憧れる聖地。
そこで一人の日本人青年と出会いました。

スイスとフランスの国境に伸びるジュラ山脈。その山間の町ラショードフォンは、時計製造の町です。
19世紀、火災をきっかけに築かれた計画都市は、町ごと巨大な工場。そこは、「ウォッチバレー」と呼ばれ、スイス時計産業を世界一に押し上げる原動力となりました。
今なお、時計の谷には昔かたぎの職人魂が生きており、ミクロの世界の戦いがくり広げられています。
なぜ山奥に時計産業が根付いたのか、その歴史を紐解いてゆきます。

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