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2012年3月18日放送
ブラジリア

飛行機の形をした都市

都市計画は、荒野にひいた2本の線から始まりました。
やがて、それは翼を広げた飛行機の形をした街へと変化していったのです。

女性の曲線が生んだ傑作

街を散策すれば、多くの曲線の建築物が目にとまります。
実は、それらは全て一人の天才建築家が造ったものだというのです。
曲線の建築が生まれた秘密を探ると、女性の体の曲線美にたどりつきました。

ユートピアの誤算

50年前に夢みた未来都市。果たして街づくりは成功したのでしょうか?
今を生きるブラジル人の悲喜こもごもの暮らしを探ります。

不毛な荒野にわずか3年で夢のような未来都市が造られました。
ブラジルの首都「ブラジリア」です。
50年前まで首都がおかれていた、リオ・デ・ジャネイロは海岸線にありました。
それをブラジル中央の高原地帯へと遷都したのです。
そんなブラジリアの都市計画は20世紀最大といわれます。
現在、国内総生産(GDP)でイギリスを抜いて世界6位の経済大国にまで変貌を遂げたブラジル。
その成長の原点となった新首都建設の秘密を探ります。

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