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ゲストインタビュー

第4話 山崎裕太

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台本を読んだ感想は?

僕って、刑事ドラマにゲストで呼んでいただくときって、大体、いやな奴という役が多いんですけど、今回はちょっと違ったのでよかったです(笑)。「ハンチョウ」は観ているドラマなので、今回のこんな感じのストーリーもアリなんだって思いましたね。小池刑事と絡んでいく役なんですけど、“男の友情”みたいな部分が描かれていて、おもしろい話だと思います。

今回演じる永瀬とはどんな人物でしょうか?

親から譲り受けた自動車修理の小さな会社をやっているんですけど、あることがあって、警察が大嫌いという男です。そのほか、友達思いのところもあるんですけど、広く言えば、どこにでもいるごく普通の男、普通の青年だと思います。

演じる上で気を付けたポイントは?

この撮影に入る前は舞台をやっていて、それが終わってすぐこちらの撮影に入ったので、時間がなかったんですけど、わりとスッと入っていけるキャラクターだったので、役作り的に、特に苦労をしたとか、そういうことはなかったですね。ごく普通の青年だと思うので、特に変わったこともしていないですし。ホントに、台本を読んで感じた、そのままで演じたという感じです。強いて言えば、会社はあまり儲かっていないだろうから、例えば頭は洗いざらしでボサボサにしているとか、あまり小奇麗な感じにならないようにといったことですね。
あとは、この「ハンチョウ」という歴史あるシリーズなので、その雰囲気を崩さないようにというか、自分が好き勝手やらないようにという想いはありました。やっぱり、ゲストとして出演する意味というものがあると思うので、台本に書かれた役通りに演じるというか。でも、台本自体が完成されたものなので、そこに書かれたままのキャラクターを読み取って演じれば、もうそれでよかったという感じです。

「ハンチョウシリーズ」の印象というと?

僕も年に一度、刑事モノの2時間ドラマに出演させてもらっているんですけど、レギュラーということでキャストもスタッフもすごくチームワークがいいんですね。なので、この現場もチームワークはいいんだろうなとは想像していましたが、その通りでした。その“現場の輪”を崩さないようにという気持ちで参加させていただきました。

撮影現場の印象やエピソードなどはありますか?

小池刑事と多く絡む役だったんですが、演じている福士くんがしっかりと小池という刑事の役を作っているので、僕としてはその上に乗っかればいいというか、すごく演じやすかったです。僕と年齢も近いということもありましたし、演出の村田さんも初めてではなかったので、すごく入りやすかったというか、楽しい現場でした。
それと、今回演じた永瀬は、25歳という設定なんですね。僕は31歳なんですけど、この25歳という設定を演じることに対しては、まったく普通に受け入れられるんですが、セリフの中で「俺、25歳」って言うところがあって、そこはちょっと気恥ずかしい感じになりましたね(笑)。

最後に第4話の見どころというと?

まずはやっぱり、福士くんが演じる小池でしょうね。安積班の若手の小池が、いろいろと葛藤しているというか、人間臭さが出ている物語だと思うので、まずはそこを観ていただければと思います。