DigiCon6 ASIA History

節目となる25回、授賞式の場を赤坂へ

2000年初開催のTBS主催の短編映画コンテスト「第25回 DigiCon6 ASIA 授賞式」が、MCに上白石萌音を迎え、10月7日（土）に東京・TBS赤坂BLITZスタジオで開催された。アジア地域の著名映像クリエイターから構成される審査会による厳正な審査の結果、日本を含むアジア15の国と地域から応募された1698作品の中から、アニメーション作品「Monsoon Blue」（香港）がグランプリに決定した。

同日開催の「DigiCon6 JAPAN」では、許願（キョガン）氏のアニメーション作品「Sewing Love」が最高賞となるGoldを受賞。許氏は中国籍だが、日本留学中に同作を制作。「DigiCon6」では作品が制作された地域毎のエントリーとなるため「DigiCon6 JAPAN」での受賞となった。

今回の「DigiCon6 ASIA」キービジュアル制作は、羊毛フェルトのキャラクターを撮影して制作されたストップモーションアニメ『PUI PUI モルカー』で人気を集め、世界的ヒットクリエイターとして注目される見里朝希氏が手掛けた。
見里氏は「20th DigiCon6 ASIA」で「Gold - Special Jury（審査員特別賞）」を受賞後、目覚ましい活躍を見せているアニメーション監督。2019年から登場しているDigiCon6公式キャラクター「MAILOO（メイルー）」と「ANNLEE（アンリー）」をデザインしており、今回のキービジュアルにも二人が描かれている。

25th DigiCon6 ASIA Awards Ceremony Held in Akasaka

“25th DigiCon6 ASIA Award Ceremony” Asia's Largest short film contest hosted by TBS, took place on Saturday, October 7th at Tokyo, TBS Akasaka BLITZ Studio welcoming Mone Kamishiraishi as the Award Host. After a strict evaluation process by the international Judges consisting of notable film creators from Asia, “Monsoon Blue” (Hong Kong) was awarded the Grand Prize among 1,698 films from 15 countries and regions in Asia including Japan.

On the same day at “DigiCon6 JAPAN”, Yuan Xu’s animation film, “Sewing Love” was awarded the highest award of GOLD. Although Xu’s nationality is Chinese, she created the film when she was studying in Japan. At “DigiCon6,” films are categorized by the location where the film has been created, resulting in her receiving an award for “DigiCon6 JAPAN.”

The key visual for the 25th DigiCon6 ASIA -Asia's SHORT MOVIE CONTEST- was created by MISATO Tomoki, winner of the 20th DigiCon6 ASIA Gold -Special Jury Award, and his animation series “Pui Pui Molcar” marked a huge hit; now he is active on Global Stage.“MAILOO” and “ANNLEE”, the official DigiCon6 characters from 2019, have been designed, and they are also depicted in this key visual.

＜審査員＞

安藤 紘平　Kohei Ando
（映画作家・早稲田大学名誉教授）

伊藤 有壱　Yuichi Itoh
（アニメーションディレクター／東京藝術大学大学院教授）

塩田 周三　Shuzo John Shiota
（株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 代表取締役/CEO）

タン・チュイムイ　Tan Chui Mui
（監督、脚本家、プロデューサー）

ネコ・ロー・チイン　Neco Lo Che-Ying
（アニメーション・プロデューサー / ディレクター / アニメ評論家）

ハン・ビョンア　Han Byung A
（アニメーション監督）

松本 紀子　Noriko Matsumoto
（ドワーフ プロデューサー）

犬童 一心　Isshin Inudo
（映画監督）

高山 晃　Akira Takayama
（株式会社ファンワークス ファウンダー＆代表取締役社長）

野村 辰寿　Tatsutoshi Nomura
（アニメーション作家／多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授）

樋口 真嗣　Shinji Higuchi
（映画監督）

細川 晋　Shin Hosokawa
（人形アニメーション作家・東京工芸大学アニメーション学科准教授）

丸山 靖博　Yasuhiro Maruyama
（株式会社ロボット執行役員）

【TBS アニメーション賞審査員】
青木 純　Jun Aoki
（株式会社スペースネコカンパニー代表・アニメーション監督）

岸 誠二　Seiji Kishi
（アニメーション監督）

土海 明日香　Asuka Dokai
（アニメーション制作チーム「騎虎」所属のアニメーション作家、監督、イラストレーター）

【JAPAN Youth 部門審査員】
大童 澄瞳　Sumito Oowara
（漫画家）

白石 慶子　Keiko Shiraishi
（アニメーション監督）

若見 ありさ　Arisa Wakami
（アニメーション作家／東京造形大学デザイン学科アニメーション専攻 准教授）

那須田 淳　Atsushi Nasuda
（プロデューサー／TBS テレビ コンテンツ制作局 エグゼクティブエキスパート職）

＜参加地域＞

イラン、インド、インドネシア、韓国、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、日本、バングラデシュ、香港、マレーシア、モンゴル、ラオス（※５０音順）

Bangladesh, China, Hong Kong, India, Indonesia, Iran, Japan, Korea, Laos, Malaysia, Mongolia, Singapore, Sri Lanka, Taiwan, and Thailand (in alphabetical order)