あらすじ|木曜ドラマ劇場『37.5℃の涙』

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放送内容

#9. 9.10 onair

写真:09-1
 鎌倉の実家で、意識不明の状態だった桃子(蓮佛美沙子)の父・誠一郎(石田登星)が微かに声を発した。絞り出すように発した言葉は「…桃子」。それを聞いてしまった母・富美子(浅野温子)は愕然とし、桃子への忌々しい思いを募らせる。
 一方、リトルスノーでは、朝比奈(成宮寛貴)の「君を守りたい」という言葉に動揺した桃子が朝比奈を意識、2人の関係はドギマギしていた。
 そんな中、以前街で見かけた桃子の高校の同級生・川上翔子(山下リオ)から病児保育の依頼が入る。川上家を訪ねた桃子が見たのは、学生時代生徒会長として輝いていた翔子の変わり果てた生活だった。咳をする息子・遼(髙橋來)の前で平然とタバコを吸う翔子。荒れ果てた部屋に山積みの督促状、冷蔵庫の中はビールやつまみばかりで、遼はまともな食事を与えられず、パチンコの景品で取ったお菓子を食べていた。
 職探しに行くと嘘をついてパチンコに通う翔子に不安な思いを抱く桃子だったが、母親の真似をして無邪気におもちゃのピアノを弾く遼の姿や、数枚の家族写真に記録されている、翔子が愛情を込めて子育てをしてきた軌跡を見つけ、感動する。
 しかし、帰ってきた翔子は、仕事が決まらず酒を飲んで自暴自棄になっている。
 5年前、親の反対を押し切り、駆け落ち同然で家を出て遼を生んだものの、夫は翔子と遼を置いて出ていった。女手一人で子供を育てることの困難に、「自分の不遇はすべて遼のせい」と責任を転嫁していた。
 「遼のせいであたしの人生はめちゃくちゃになった。生まなきゃよかった…」翔子の言葉にたまらなくなった桃子は、翔子が本当は遼のことを心から可愛がって育てたことを思い出させようと叱咤激励する。桃子の訴えが心に響き、仕事を探すために翌日の病児保育も依頼する翔子。
写真:09-2
 遼の病児保育をきっかけに、さらにこの仕事が好きだ、と実感した桃子は、自分がどれだけ病児保育の仕事に救われて、仕事を続けたいと思っているかを朝比奈に伝える。
 いつか母にも自分の気持ちをわかってほしい、という前向きな桃子の気持ちに打たれた朝比奈は、娘・小春(鈴木梨央)に「桃ちゃんのことが好きなんだ」と正直な思いを告白する。桃子を受け入れ始めていたものの、真正面からの父の告白に動揺し、心細い思いに駆られる小春…。
 その夜、桃子の家に母・富美子が現れる。桃子に着せていたワンピースを縫い込んだ手作りの『キルト』を渡し、桃子に帰ってくるようにと訴えかける富美子。桃子は、心を強く持ち「病児保育を続けたい」と伝えるのだが…。
 翌日、翔子のアパートでは、気持ちを入れ替えた翔子が職探しに意欲的な様子を見せ、桃子は嬉しい気持ちを感じていた。
 しかし、翔子の職探しはシングルマザーであることがネックで難航、その上、遼の保育園の通園の打ち切りを知らせる電話、家賃滞納のための立ち退き要請とタイミング悪く翔子を現実が襲う。酒を飲んで捨て鉢になった翔子を桃子は必死に説得するが、聞く耳を持たない翔子は、桃子を追い返す。
写真:09-3
 落ち込んだ桃子は篠原(速水もこみち)健太(横山歩)と3人で花火をした公園を通りかかる。つかの間の楽しく幸せな時間を思い出していると、同じ思いで公園を訪れていた篠原に出会う。篠原は元妻・久美子(滝沢沙織)に保育園から健太を連れ出されて以来、健太に会えていない。自分もつらい状態なのに、元気がない桃子に冗談を言って元気づけようとする篠原。なんとそこに、健太が現れる。健太の篠原と一緒にいたい、という思いを汲んだ久美子が、篠原に健太を託すことに決めたのだった。再び一緒に過ごせることになった篠原と健太の様子に嬉しくなる桃子。
 翌朝、リトルスノーに警察から連絡が入る。翔子が遼の首を絞めたという。遼を殺して自分も死のうとしたが出来なかった翔子は、「すべて桃子のせい」と証言していると言う…。
 わたしのせいだ…。徹底的に打ちのめされる桃子…。後戻りが出来ない事態に桃子はどう立ち向かうのか…?
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