《女子 バンキシャ日記》
女子バンキシャ担当・宮前信人
- 5月17日(火)絶対に落とせない
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1セットも落とさず2連勝を飾った眞鍋ジャパン。それでもチームの緊張は増すばかり。
眞鍋監督も「ここから我々の大勝負が始まる」と話す様に、
リオの切符を得るためには、負けられないアジア2連戦が待っている。
今日の相手は、世界の大エース、キム・ヨンギョン率いる韓国。
ヨーロッパの強豪オランダをストレートで撃破し勢いに乗っている。
ヨンギョンは2試合でなんと50得点を叩きだしている。
そんな相手を前に、初の最終予選を戦う古賀紗理那は冷静にこう話す。
「キム・ヨンギョン選手は本当にすごい選手だと思うんですけど、
チーム全体で相手の決定率を落とせるように、ブロックとレシーブの関係をしっかりして勝ちにいこうと思います」
初戦では、珍しく連続でブロックに捕まり僅か2得点に終わった古賀。
悔しさより切り替える事を優先し、2戦目では本来の思い切りの良さが戻り9得点をあげた。
「(長岡)望悠さんがマークされると思うので、自分がどんどん(トスを)呼んで点数を取れたらいいと思います。
アジアの1位になるためには絶対に落とせないと思うので、しっかり自分の役割を果たせるように頑張ります」
今大会最初の山場をとなるアジア2連戦。自分の立場と役割をちゃんと理解した19歳のプレーを見逃さないで欲しい。
女子バンキシャ担当・宮前信人