《男子 バンキシャ日記》
男子バンキシャ担当・島崎圭二
- 6月5日(日)未来への一戦
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リオオリンピックをかけた世界最終予選の戦いも、今日幕を閉じます。
会場は連日超満員、ニッポン男子バレーの盛り上がりを肌で感じることができました。
だからこそ…五輪を決めて欲しかった。
応援する全ての人たちと喜びを分かち合いたかった。
僕が感じる、その悔しさを選手たちは何百倍も感じています。
福澤選手
「この4年間本当にあがき続けながら何とかオリンピックに手が届くよう
それだけを見て頑張ってきた4年間だった。
でも、もっとやらないといけなかった。
それがオリンピックだなって感じたのも正直なところです。
その気持ちっていうのは一生忘れない、
その悔しさを背負ってまたやっていくんだろうなと思う」 -
この男子バレーの盛り上がりを停滞させないために何が出来るのか?
全日本の選手たちが、最終予選や五輪というプレッシャーのかかる舞台で
力を発揮するためには何が必要なのか?
この大会で味わった経験を、次につないでいくための礎にしないと
再び同じ喪失感を味わうことになります。
この14名の選手で戦うのは、おそらく今日が最後でしょう。
失意の中から立ち上がり、未来への一歩を記す戦いぶりを期待しています。
柳田選手
「先輩選手が教えてくれたメンタリティや、
支えてくれた気持ちの強さとかを僕らがしっかりと引き継ぎたい。
これから僕らなりに、コートで表現しないといけないと思います」
一つの時代の終わりは新しい時代の幕開け。
4年後には東京オリンピックが待っています。
男子バンキシャ担当・島崎圭二