《男子 バンキシャ日記》
男子バンキシャ担当・島崎圭二
- 6月2日(木)覚悟はあるか
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昨日イラン戦敗戦の試合後。
リベロ永野選手は、バスへと向かう東京体育館の廊下を歩きながら、怒りを押し殺すような声でつぶやきました。
「チームスタッフの顔が暗い。まだ終わってない、俺たちは諦めていないのに」
1勝3敗目という数字は、まさにもう崖っぷち、日本は追い込まれました。
周囲も”オリンピックの道が遠くなった“という声が日ごとに増していきます。
でもこれだけは言えます。選手たちは、まだ前を向いていると。
どうしたら1点を積み重ねていけるのか?勝利に手が届くのか?
困難なチーム状況の中で、勝利をオリンピック出場を信じ追い求めています。 -
清水キャプテン「このままじゃ終われない気持ちもある。
日本らしいバレーをできるように、自信をもってバレーをできるように、
その中で自分達が結果を出すんだという気持ちで、
明日から取り組んでいきたい」
石川選手「いい流れでプレーできている時は強い。
その流れを手放さないように。何が何でも勝つ!」
バスへと乗り込む前、永野選手の言葉に勇気付けられました。
「どんな時も覚悟を持ってやる。僕はチームを引っ張り続けるし、
諦めない姿勢を見せ続けます」
本当に負けられないオーストラリア戦。
14名の選手全員“覚悟”を持って戦います。
男子バンキシャ担当・島崎圭二