2010年1月17日(日)よる9時スタート
BBS 閉鎖に寄せて、皆様に、一言、お礼を述べたいと思います。
視聴者の皆さんの声と言うのは、
みなさんが想像している以上に作り手にとって、大きな意味があります。
この五カ月間、本当に励まされました。ありがとうございました。
特上カバチのチームは、本当に特上なキャストとスタッフの集まりでした。
少しでも、いいもの。新しいもの。誰もまだ見たことのないもの。
そういうものをお客さんにサービスしたいと思って、
みんな、一人ひとり考えて、この作品が生まれました。
僕たちが普段何気なくみている星は (月と惑星を除いて) 全部が、
自分の力で輝いているそうですが、この現場は、まさに、そんな感じの現場でした。
翔君、真希ちゃんはじめ、本当に全員が、一人ひとり作品のために
色んなアイデアを生み出してくれて、それぞれが、自分の力で輝いていて・・
僕はその満天の星を、真下から、ぼんやりと眺めていました。
それはそれは素敵な光景でした。
そして、その素晴らしさの何パーセントかは、みなさんにお届けできたのではないか
と
思うのです。
まあ、もちろん、その試みが必要なのかどうかは視聴者が決めること。
BBS にも書かれていましたが、「 余計なこと 」 という部分もあったかもしれません。
でも、お客さんに対しての愛情は、他のどの番組よりも、
持っていたチームだったと僕は思います。
そして、お客さんに、とても、愛情を持ってもらった作品だったなあ
と言うことも僕たちは感じています。
今、DVDや再放送用の作業をしています。
おまけには、どういうものが、喜ばれるかしら、などと、
みんなで、また、色々話したり、
タイトルバック用の再編集や、音楽の入れなおしなど再び、
みなさんに出会うための、お色直しをしています。
この前、櫻井君と赤坂で、嵐ちゃんの収録の合間、色々話しました。
堀北真希ちゃんも、別の番組のミーティングで赤坂に来た時、
色々話しました。
歳は違うけど、卒業してしばらくぶりに会った同級生のような気持がして
懐かしいけど壁のない会話ができました。
歳をとっても、出会った場所が仕事場でも
友達はできるのだなあ、と、
僕はその時、あらためて思いました。
だから、バラバラになって、
みんな次の仕事に向かう季節が来てしまっても
それは悲しむべきことではなく、
また、出会うために、スタートを切ったのだと思えるのです。
約束の場所に、今日も一歩一歩、着実に向かっているのだと実感しています。
また、どこかでお会いしましょう。
それまで、お元気で。
気が向いたら、
特上カバチに、いろんな方法で遊びに来てください。
お客さんと僕たちがワンカットワンカット共有した
大切な瞬間が、そこには、ずっとあるはずです
本当にありがとうございました。