毎週日曜よる9時
原作は読みました。行政書士と弁護士の違いがよく分かりますし、行政書士の主な仕事についても原作から学ぶ事が多かったです。難しい法律用語については、原作のストーリーの中に盛り込まれていたり、ドラマの台本の中でも、視聴者のみなさんに分かりやすく見て頂くために、詳しい解説がついていたりするので、それらを見ながら勉強しています。
仕事に関してはキャリアもありますし、すごくやり手の女性なので、“法律を使って相手を打ち負かす” というカッコ良さを意識して演じています。例えば、学生の役を演じる際には自分の学生時代を思い出してイメージする事が出来ますが、今回の役は未知の世界なので、想像するのが難しく、 “きちんと仕事をこなしている女性” に見えているかどうかを常に気にしながら、緊張感を持って演じています。
今まで、法律は事件や事故など、非日常な時に関わってくるものだと思っていたんです。でも、このドラマを通して、法律はすごく身近なもので、自分が困っている事が、実は法律で解決できるかもしれない… という事がわかりました。演じてみて、自分の日常の中でも、法律に関わろうと思えば関わっていけるんだなぁという身近さを感じています。
田村は行政書士の補助者で、資格を取るために一生懸命勉強しているんですけど、そんな人に対して 「 法律家は向いていないと思う 」 と言ってしまう所は印象に残っています。結構ズバズバ言うので、日常で私もうつらないようにしないと… と思っています (笑)。
美寿々は22歳でまだ若いのに、「 男について 」 「 女について 」 「 人生について 」 など、語る時があるんですよね。そういう部分は、豊富な人生経験があってこその論理なんだろうなぁと思って演じています。
私が人見知りで、なかなか声をかけたり出来ないタイプなんですけど、櫻井くんの方からみんなの輪の中に引っ張っていってくれたり、話しかけてくれるので、楽しく和やかな温かい現場です。クランクインして二ヶ月以上経ちますが、スタッフさんも含め、熱いテンションが常に保たれている現場だと思います。
派手ですよね (笑)。クランクインの日に、派手な美寿々を象徴するピンクのコートを着て、私としては 「 わぁー、すっごい派手だなぁ… 」 と思っていたのですが、周りのみなさんの方がもっと派手で、自分のピンクが克実さんのピンクに負けていて、ちょっとショックでした (笑)。今までスーツを着る役があまりなかったので、少しでもスーツの着こなしに慣れた感じが出るようにと思いながら演じています。
私は本当に理屈っぽいですね。自分でも思うし、人から言われる時もあります。一度親と口喧嘩をしたときに 「 そういう理屈っぽいしゃべり方、頭にくる !! 」 と言われました。すごくヘリクツもこねますし、私とケンカする人は嫌な思いをすると思います (笑)。
すごく小さな贅沢ですけど、“シャンパングラスでお茶を飲む時” です。ちょっと特上な気分を味わえます (笑)。誕生日プレゼントにシャンパングラスを頂く事が多いのですが、私は家でお酒を飲まないので、緑茶を入れて飲んでいます (笑)。