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バンキシャ日記/世界バレー2014 女子イタリア大会

2014年9月23日〜10月15日

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バンキシャ日記

10月10日 (金)

真摯に受け止め

先日帰国した眞鍋ジャパン。本来はミラノで3次ラウンドを闘っていたはずである。
眞鍋監督は空港での取材にこう答えた。
「この世界バレー、まだベスト6が試合をしているので、それを研究し反省し、
世界の女子はまだまだ進化をしているので、高さパワー対策をより一層しないと厳しい。
7位という成績を真摯に受け止めて、この悔しさをオリンピックにぶつけたい、
もうそれしかないと思います」

2014年度の全ての大会を終え、解散の場となった到着ゲート。
チーム最年少のセッター、宮下遥は涙をこらえながら話す。
「悔しいです・・体が持たなかったのが凄く悔しいし、自分の中でももやもやしながらやってしまった。
もっとちゃんと体を作って精度も高めて、このチームには遥が必要だと思ってもらえるようになって
戻って来たいです」

次世代のエースと期待され、今大会も存在感を見せた長岡望悠。
「本当に沢山の経験をする事が出来て、これが後々すごい財産になった、
あの時があったからという風に、次に活かせるように頑張りたいと思います」

そしてキャプテン2年目を終えた木村沙織は、静かにこう話した。
「まずはこの大会の反省、どういう所が足りなくて世界一になれなかったっていうのを、
本当にみんなで考えて反省するところから始めたいと思います。
(キャプテンとして)結果を残せなかった責任は大きいと思いますし、キャプテンとして
足りなかった部分も多いと思います。そういった意味で自分でも何が足りなかったのか
しっかり考えて、また来シーズンに臨めたらと思います」
それぞれが今回の結果を真摯に受け止め、それぞれの場所へと戻っていく。
世界一への挑戦がた易いはずはなく、このイタリアでの経験と悔しい思いが必ず活きる時が来る。
その瞬間、その過程を今後も見守りたい。