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バンキシャ日記/世界バレー2014 女子イタリア大会

2014年9月23日〜10月15日

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バンキシャ日記

9月19日 (金)

どんな役割でも
イタリア・ノバラでの事前合宿もあと2日。チームとして仕上げの段階に入る中、練習中の緊張感も増している。
その中で、良い意味で緊張をほぐしてくれる選手がいる。
27歳にして全日本初選出の高田ありさ。
例をあげるのは難しいが、彼女の何気ない仕草やプレー中に自然と発せられる大きな声は、選手達に笑顔を与え確実に一体感を生んでいる。

「バレーボール選手として、
本当にこの環境でバレーが出来るという事は、皆が皆出来ることではないと思うし、
今そういった環境に自分が居させてもらっている事をとても光栄に思うし、凄く充実しています」
純粋に日の丸を背負う重みを感じながらも、そこに充実感を覚える高田は
同級生であるキャプテン木村沙織の良き相談相手でもある。
そんな高田を眞鍋監督は「勝負強い」と評価する。
6月、若手主体のスイス遠征でメンバーに生き残り、7月のロシア、イタリア遠征では持病の腰痛で出場機会を逸するも、
唯一出場出来たイタリア親善試合のラストマッチで20得点を叩きだす。
勝負が掛ったデュースの場面で一枚ブロックも決めてみせた。

初の大舞台へのメンバー入りを掴んだ高田は笑顔でこう話す。
「世界バレーではプレーもそうなんですけど、チームの雰囲気とかそういうところも
しっかり作れるように、どんな役割でもチームが勝つために自分の出来ることを頑張りたいと思います」