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バンキシャ日記/世界バレー2014 女子イタリア大会

2014年9月23日〜10月15日

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バンキシャ日記

9月10日 (水)

テーマは愛
世界バレー開幕まで2週間を切り、本番さながらのゲーム練習も熱を帯びる。
8日の会見で眞鍋監督は「世界一に挑戦」という言葉を改めて強調した。

その中で、昨年から急成長を見せる次世代エースが静かに燃えている。
長岡望悠(23歳)「世界一を目指すって言って、それに挑戦する。結果は誰にも分からないですけど、挑戦していくその直向きな姿、過程がチームにとっても大きな財産。そこを見てもらう事で家族や日本の皆さんに元気を届けられる。最後に結果が出せれば最高ですけど、そこに挑戦する事に価値があると思います。だからこそ世界一を目指して挑戦したい」

新戦術「ハイブリッド6」において、通常のサイドだけではなく真ん中からも鋭く切れ込み、ワールドグランプリファイナルでは、日本チームトップの木村沙織(66点)に次ぐ53得点を叩き出した。

そんな長岡のテーマは“愛”
「周りの人みんなが居て自分がいる。周りの人に愛を感じてもらえるような、助けられるような人間でいたいと思う。それがバレーにも生きてくる」
豪快なスパイクとは対照的に優しい口調でそう話す彼女の思いは、チームメイトはもちろん、遠くイタリアから日本へと届くはず。