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バンキシャ日記/世界バレー2014 女子イタリア大会

2014年9月23日〜10月15日

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バンキシャ日記

9月2日 (火)

新戦術の秘密兵器
世界バレー女子大会開幕まで既に1ヶ月を切っている。東京のナショナルトレーニング センターで行われている眞鍋ジャパンの合宿も、“世界一へチャレンジ”のテーマのもとに追い込みに入った。

先のワールドグランプリで新戦術「ハイブリッド6」を駆使し銀メダルを獲得したが、本番はこれから。その新戦術について「まだ理解出来ない人が多い」と眞鍋監督に話すと、不適な笑みを浮かべこう返してきた「バレーは25点先にとった方がセットを獲れるスポーツ。だから点数を獲れる選手をいかにコートに立たせるか。考えはいたってシンプル。この戦術だとサーブレシーブをせず、これまで一つのポジションを争っていた迫田、江畑、長岡が同時にコートに立てる。日本のVリーグで一番点数が獲れる3人が入れるという事。簡単やろ」

眞鍋監督が名前を上げたポイントゲッター3人のうち、右肩を痛めワールドグランプリに出場していなかった迫田さおり(26歳)がこの合宿から本格復帰。
眞鍋監督は「世界バレーの秘密兵器、彼女が入ればバレーが変わる」と話すほど迫田に期待を寄せている。
昨シーズンのVプレミアリーグ得点王である迫田の最大の武器がバックアタック。
ワールドグランプリでは、日本チーム全体のバックからの攻撃が少なく決定率も低かったというデータもあり、迫田が入ればより多角的に攻撃が仕掛けられるという事。

まじめな性格の迫田は笑顔でこう話す
「肩を痛めている時に支えてくれた人達に、元気に なった姿を見てもらい恩返しをしたい。だから世界バレーでは爆発します」