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開会式花火の蔡国強氏、日本と縁 08年夏季五輪に続き大役


 【北京共同】4日の北京冬季五輪開会式で、冬空に印象的な花火を打ち上げるなど視覚効果の責任者を務めたのは、日本とも縁が深い現代中国アートの第一人者、蔡国強氏(64)だった。総監督を務めた映画監督の張芸謀氏と共に2008年夏季五輪に続き大役を果たした。
 蔡氏は火薬の爆破を利用した独特な作品で知られ、08年夏季五輪でも派手な花火演出で話題となった。
 蔡氏は1957年生まれ。文化大革命時に少年時代を過ごし、86年に来日。90年代半ばまで福島県いわき市などで創作活動を続け、米ニューヨークに移住。世界各地で展覧会を開催しており、日本にもファンが多い。(共同)

写真:開会式で打ち上げられた花火=4日、北京(共同)

写真:蔡国強氏(共同)
2月5日(土) 11:51

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