あらすじ

EPISODE 9 2015.3.9 ONAIR

娘の美晴(本田望結)が誕生日を迎え、家族でパーティーをする予定の杉山(谷原章介)は、今日だけは残業なしで帰宅すると刑事課の面々に宣言。だがそんなとき、吉祥寺署内のパソコンが一斉にシャットダウンしてしまった。ほどなく、警視庁からの緊急通達により、吉祥寺署のサーバーに何者かが不正侵入した形跡があったと判明した。
サイバー攻撃を受けたということで署内に緊張が走る中、その後の調べでサイバー攻撃犯が吉祥寺署の過去から現在に至るまで全ての“取調べ記録”にアクセスしていたことが判明。また、アクセス元が吉祥寺署の近隣にある団地の一室だということも判り、杉山は永峰(要潤)と共に団地へ向かった。

杉山と永峰がアクセス元の一室を訪ねると、応対に姿を現したのは狭山遥香(舞優)という小学生の女の子で、美晴と同じ小学校に通う同級生だった。遥香の家庭は母子家庭で、母親の祥子(渋谷飛鳥)は夕方から深夜までスナックで働いているため、杉山たちが訪ねた時には不在だったが、サイバー攻撃があった時間帯には自宅にいたらしい。
それを受けて、杉山たちは勤め先のスナックを訪ね、祥子を吉祥寺署へ任意同行で引っ張り事情を尋ねるが、酔っ払っている様子の祥子は杉山たちの質問をはぐらかすばかりで、仕方なく祥子を帰宅させる。
祥子の取調べが明日に仕切り直しとなり、ホッと一息ついた杉山が帰ろうとしたそのとき、今度は殺人事件の一報が刑事課に届く。美晴たち家族を待たせている杉山だったが、岡崎(佐野史郎)に促され事件現場へと急行する。