あらすじ

EPISODE 7 2015.2.23 ONAIR

ある日、杉山(谷原章介)が保育園に通う息子の岳(松浦理仁)を迎えに行くと、同じく子供を迎えに来ていた山口若菜(丸高愛実)が、娘のうらら(梅崎音羽)がいないと保育士に騒ぎ立てていた。岳から、うららが園の外へ出て行く姿を見たと聞いた杉山は、手分けして近隣を探すことに。ほどなく、神社前を通りかかった杉山がうららの姿を発見し、無事に保護した。そのとき、境内から女性の悲鳴が!? 杉山が駆けつけると、境内を通りがかった女性が、銃殺された男の遺体を発見したところに遭遇する。
所持品の免許から、被害者は迫田一樹(柿本光太郎)と判明。財布等の所持品が盗られていないことから物取り犯ではないと推測する一方、その後の鑑識の結果、迫田を撃った銃の線条痕が、一ヶ月前に隣町で起きた強盗事件で使用された銃の線条痕と一致することが判明した。強盗犯がまだ逮捕されていないことから同一犯の可能性が高まり、杉山たちはこの度の銃殺事件と平行して強盗事件も視野に入れ捜査にかかる。

そんなある日、杉山のもとに亡き妻・香織を入院中担当していた看護師の藤沢舞(奥村佳恵)から連絡が。永峰(要潤)と共に病院を訪れると、舞が担当している入院患者の枕元に血痕の付いた札束が置かれていたと相談される。患者は一年前に頭を打って搬送され、そのまま昏睡状態になっていた大原紗枝(小林涼子)という女性だった。そこで、紗枝の病室を訪れた杉山は、紗枝の首もとにピンクのマフラーが巻かれているのを見て驚く。それは、杉山が神社前でうららを保護した際、うららが誰かにあげたと言っていたマフラーに類似していたのだ。
杉山は両親のいない紗枝の看病をしているという柴田久美子(古村比呂)に、札束とマフラーに心当たりがないか問い質すのだが、久美子からは手がかりになるような返事が得られなかった。その後、持ち帰った血痕の付いた札束から検知されたDNAが、迫田のそれと一致することが判明した。被害者の迫田と紗枝は知り合いだったのか? 詳しい事情を確認するために、杉山と永峰は再度、久美子を訪ねる。すると…。