今井真由
Mayu Imai
スポーツ局スポーツニュース部 2009年
担当番組:TBS NEWS DIG
Works
About my work
テレビ局にいながら、主な業務はスポーツニュースの記事出稿。「TBS NEWS DIG powered by JNN」 を通じて、放送とは異なるかたちでニュースを発信しています。競技の試合結果の速報はもちろん、番組で放送したインタビューなどを“読める化”、オンエアに入りきらなかった部分もプラスするなどし、記事にします。いかに効率良く作業し、成果を得るか・・・日々試行錯誤しています。
入社後最初の配属先がスポーツ局で、世界陸上の中継などに携わりました(2025年は東京で開催されます!)。野球取材を担当していた5年間は球場に通う日々を過ごし、入社9年目で報道局デジタル編集部に異動。育休を経て2021年秋にスポーツ局に戻り記事配信を開始、今に至ります。
Positive part of my work
記事がどれくらい読まれたのか、反応がダイレクトに数字で返ってきます。考え抜いて付けたタイトルの記事がヒットすると、ホッとします。
Negative part of my work
スポーツ局の特徴ですが、大きなスポーツイベントがあると、忙しくなります。開催地との時差があると昼夜逆転した生活になることも。子育て中のため、時間のやりくりが大変なこともありますが、とにかく目の前のことに集中します。周囲・家族の協力や理解に感謝です。
Schedule of one day
6:00
起床&出社
子どものお弁当づくりや朝の身支度で毎日時間との戦い。冷凍食品って本当にありがたい。
9:00
始業
前日に出稿した記事のデータを確認。結果を元に、方針や戦略を立てます。午前中は資料作成が中心。
12:00
昼食
同じチームの仲間と昼食。外に出ることもありますが、社内のカフェをよく利用します。
14:00
会議や出稿準備
所属する部の会議に出席。午後は会見などが行われることが多いので記事を書いたり、出稿予定記事の準備に充てます。
16:30
退社
幼稚園に息子を迎えに行き、帰宅。食事の支度から寝かしつけまで一気に終わらせます。食事中に力尽きるとその後苦戦・・・
20:30
子どもを布団に入れたあと、残った仕事を片付けたり夜の試合速報に対応することもあります。なければ趣味の時間に。
Outside work
day off
息子とドッチボール、サッカー、野球をしたり、家族で旅行します。趣味は高校時代にハマって以来、韓国や台湾のドラマ・映画鑑賞で、家事の時間や寝る前の時間などを使って観ます。基本的には出不精ですがコンサートなど推し活のためには遠征も辞さず。急に“フッ軽”になります。家族には「(働くための)投資」だと説明し理解を得て(?)います。
college life
祖父の影響で幼い頃から野球が好きで、高校野球の地方大会や甲子園に観戦に行くなどしていました。大学ではスポーツ新聞部に所属していたので、授業か取材という毎日。遊んだ記憶は・・・あまりないです。
そんなマニアックな時間を過ごしてきましたが、環境が変わって優先順位も変わり、今はフラットな気持ちでスポーツを見ることができるようになりました。熱量を失ったのではなく、「視野が広がった」ということにしています。
Message
学生時代を振り返ってみると、誰かに自慢できる様なキラキラした時間を過ごしたわけではありませんが、好きなことを突き詰めて、日々一生懸命過ごしてきた様に思います。私は人前で話すことが苦手ですし、性格的にもテレビ向きではないなといまだに思いますが(笑)、TBSの面接では経験してきたことについて自信を持って話すことができました。月並みですが、皆さんも好きなことや興味があることをまず突き詰めてみてください。
一方で、興味がないことや知らない世界に挑戦してみることも大切だなと感じます。(15年も働いてようやくですが)最近、「“想像力”を働かせる」ことって大事だなと実感しています。これはスポーツにしか興味がなかった私が全く別世界とも言える報道局を経験したり、子育てを通じて様々な人に出会ったからこそ気づけたことです。好きなことに没頭する力と想像力を養うために、ぜひ、些細なことでも良いと思いますので色々な経験をしてください。