Experience

赤坂エンタテインメント・シティ推進室

私たちは「TBS GROUP VISION 2030」の中の “赤坂エンタテインメント・シティ計画”と呼ばれる赤坂の街づくりを担当しています。

テレビ局が街づくりというと「?」と思う方も多いと思いますが、人々の感動体験を作り続けてきたTBSだからできる最高の”時”の提供を、放送という枠を飛び越えて街でやってしまおう!という部署です。

AREA NEW AKASAKA

Topic

TBSの持つコンテンツの拡張戦略として、赤坂の街に落とし込み、互いに共振させていくことで街を活性化させていきます。

具体的に街作りとは?

「赤坂エンタテインメント・シティ計画」の実現に向け、今は主に赤坂二丁目・六丁目地区再開発計画のビル二棟の建て替えについて進めています。

それと並行して、北側の赤坂サカスも含めたエリアを一体として「エンタテインメント・シティ」として盛り上げていくにはどうしたらいいかを日々考えています。

イメージパース

東棟地上イメージパース

イメージパース

西棟地上イメージパース

仕事はどんなことをするの?

街全体のコンセプトを決めたり、設計会社と図面を詰めたりというクリエイティブな一面もあれば、一方でプロジェクトの事業計画を策定し管理するというようなビジネス色の強い一面もあります。

また、最新の施設に実際に視察にいったりするなど、私たちの部署ならではの仕事もあり、仕事内容は多岐にわたります。

不動産の知識は事前に必要?

もちろんディベロッパーとしての知識が必要と感じる場面もあり、勉強を重ねる毎日です。

しかし、TBSが街づくりをする意味として、「どのように”ワクワクする街”を作っていくか」というところが大きいと感じているので、不動産の勉強だけでなく、街における「最高の”時”」を考え抜き、実現させていくということを第一に考えています。

赤坂駅に直結する複合ビル

Topic

東京メトロ千代田線の赤坂駅に直結する複合ビルとして、改札空間から連続した街の賑わいを創出。
一方、再生可能エネルギーの利用や積極的な緑化施策等、環境に配慮した持続可能な街づくりも目指します。

どんな時に仕事の面白さを感じる?

たとえば自分たちが考えたアイデアや提案が、実際に図面に落とし込まれていったときは、気持ちが高まります。

完成まで非常に長い時間を要するプロジェクトですが、6年後に建物が完成して、そこに人が集まり、多くの人に愛される街となった時、きっとこの上ないやりがいを感じるのだろうと思います。

未来への展望

「赤坂エンタテインメント・シティ計画」は、国際新赤坂ビル建替え計画のみならず、既存エリアと一体的に新しい街づくりに取り組んでおり、この度エリア全体のコンセプトを決定いたしました。

エリアコンセプトは「あらゆる世界を揺さぶる、エンタテインメントの街へ。Shake the World. AKASAKA」

このエリアコンセプトには、「私たちTBSが創業以来70年間ともに歩み続けてきた赤坂という街と一緒に人の心を揺さぶることの素晴らしい価値に本気で取り組んでいきたい。心が動く楽しさや驚きや歓びを、世界中の人々に、食・音楽などのあらゆる領域に、ひろげていきたい。そして赤坂の街を最先端のエンタテインメントの発信源にしていきたい。」という想いが込められています。

また、「赤坂エンタテインメント・シティ」への大きな一歩として、2022年7月からはTBS赤坂ACTシアターにて、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が無期限ロングランでスタートしました。素晴らしいハリー・ポッターの世界を劇場内に止めるのではなく、赤坂の街に滲み出すように、様々な仕掛けを散りばめ、観劇前にはドキドキワクワクを、観劇後にはたっぷりと余韻に浸っていただけるよう、街全体でコンテンツを味わっていただけるような場所にしていきたいと考えています。

他にも、TBS初となる様々なチャレンジが続々と始まります。その中で私たちが目指すのは、テレビ局が得意とするコンテンツ作りを活用し、赤坂を「最高の”時”を届ける街」にすることです。

赤坂はどう成長していく?

「歴史」や「伝統」を持つ赤坂を、時代の先端を切り取るメディア企業であるTBSがどのように捉えていくかがカギとなると考えています。

伝統と最先端、相反するような2つの要素がどのように組み合わさり新たなものを生み出していくのか?建物を建てて終わりではなく、クリエイターが集まる街・コンテンツが創造され続けていく街として、今後の変化を楽しみにしていただきたいです。

外観デザイン

Topic

赤坂に根付くエンタテインメント文化である「舞」を継承し、外観デザインに取り入れました。