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七澤 徹

Toru Nanasawa

スポーツ局コンテンツプロデュース部 2007年
担当番組:炎の体育会TV

Works

About my work

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炎の体育会TVチーフディレクター

アスリートのキャスティング・ロケ・編集・スタジオ収録を行い放送へとつなげます。

過去には、サッカー日本代表担当としてW杯、五輪、強化試合など、
世界中をまわって彼らを追いかけたこともいい経験です

Positive part of my work

体育会TVは何と言ってもアスリートが主役の番組。
これまで、メッシ、ネイマール、錦織、大谷、大坂直美、武豊…ここには書ききれないほど、各スポーツ界のスーパースターたちがたくさん出演してくれています。
月並みですが、この仕事をしてなければ出会えないトップアスリートたちが、自分の考えたゲームに本気で挑戦し、ムキになり、目の前で超人的なパフォーマンスを見せてくれる…
時に仕事を忘れ、興奮してしまう瞬間があります。

Negative part of my work

アスリートが本気になって挑戦できる企画を絶えず考えています。
本番までに何度もゲーム内容を打ち合わせし、何度もスタッフで事前にシミュレーションをし、微調整を重ね臨みます。
それでも、いざ本番…トップアスリートが挑戦すると、簡単すぎてあっさり終わってしまったり、逆に難しすぎて盛り上がることなく終わってしまったり、こちらの想像を超える動きでケガの危険性すら感じたり…。
アスリートの凄さを引き出し、その凄さが視聴者に伝わる企画を作り上げるのは、とても難しいです。

Schedule of one day

11:00

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出社

前日の視聴率をチェックしながら気になった番組をチェックします

12:00

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打ち合わせ

放送のラインナップ、新チャレンジ競技の開発などを話し合います

15:00

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シミュレーション

この日は錦織選手がやることを想定したテニス企画のシミュレーション。的の大きさや距離など細かい調整を行います。
この場で出てくるアイディアが非常に重要です。

18:00

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VTRチェック

ディレクターが編集したVTRを事前にチェックし、直していきます。

23:00

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帰社

この日は尊敬する先輩と熱いテレビ談義を交わします。

Outside work

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day off

すごいダラダラしてます。
外に出る時は野球を見たり、競馬を見たり、スポーツ観戦が多いです。

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college life

大学時代、馬術部に所属していました。
馬術は、生き物と人が一緒になって戦う唯一のオリンピック種目。
部室に寝泊まりして馬の世話をして乗っていました。
部活以外の思い出は、ありません。

Message

「君は馬の話しかしないね…」
TBS最終面接の時、呆れられたように言われた一言です。
「あぁ、落ちたな…」と思いました。
実際、大学時代やり切ったと誇れるものは、部活動の馬術以外何もなかったので、その一点突破でした。

そして、なぜだか入社することができました。
馬の話しかしなかった馬野郎が入社したからには、馬に関する企画で一度は会社に貢献する、と勝手に誓いました。

そして2年前、立ち上げた馬術の企画が体育会TVというゴールデンタイムの番組で実現でき、人気企画へとなっていった時には感慨深いものがありました。

自分が打ち込んできたもの、自分が面白いと思ったもの、自分だけが知っていること…それぞれが自分の中に持っている熱を、大多数の人に届けられることがこの仕事の素晴らしさだと思います。

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