放送アーカイブ

2024421日放送

ナスカとパルパの地上絵 〜 空から迫る ナスカの地上絵の秘密

放送内容

今回は約2000年前、南米ペルーの荒涼とした大地に数多く描かれた「ナスカとパルパの地上絵」をご紹介。近年、山形大学を始めとした研究機関が新しい地上絵を発見し話題にもなっている。今回は、特別にドローン撮影の許可が下りた。飛行機やヘリコプターからでは何百メートルも上空からの撮影になるため、低空からの映像は貴重なものだ。なぜ地上絵が描かれたのか、その謎に空から迫る。

巨大な地球のキャンバス

ハチドリなどの有名な地上絵の多くはナスカ台地の上に描かれている。広さは東京23区の3分の2ほど。雨がほとんど降らず、石と砂の平原が広がっている。いわば地球が生み出した巨大なキャンバスだ。

写真:放送内容

新発見の地上絵の秘密

2020年、ペルーの文化省が新しい地上絵を見つけたと発表した。可愛らしい絵だが、ジャガーなどのネコ科動物の姿だといわれている。発見されたのは偶然の出来事。近づいて見ることができるため、今では観光客にも人気の地上絵だ。

写真:放送内容

地上絵はなぜ描かれた?

パルパ地域の山の上に巨大な地上絵がある。台形で、まるで滑走路のようにも見えるが、これも地上絵だ。長さは650mほど。この台形の上に祭壇があり、地上絵がなぜ描かれたのか、その謎を解く鍵が見つかっている。

写真:放送内容

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