特集

テレビ初!シネマカメラで撮る「パリ」再発見!

世界遺産「パリのセーヌ河岸」とは

ヨーロッパの芸術・文化の中心として、世界に大きな存在感を示し続けるフランスの首都パリ。
その中心を流れる大河セーヌ川のシェリー橋からイエナ橋までのセーヌ河岸約5kmが世界遺産に登録された範囲です。

登録基準は、

(i) パリのセーヌ河岸に展開する橋や、建物、さらにそれらに施された造形の数々が、人類の創造力の
    高さを示す傑作である
(ii) 建築から技術、さらに都市計画まで、様々な分野における大きな影響を時代・地域に及ぼした
    ものである
(iv) 建築や、建築・技術の集合体としての景観が人類史の重要な段階を物語るものである

と、以上の3つです。
もう少し噛み砕いて言えば(i)「人類が生んだ傑作」であり、(ii)「広く世界に影響を及ぼした例」であり、(iv)「人類の歴史の転換点を示す例」ということになりましょうか。
(iv)で言えば、「鉄の時代の訪れ」の象徴としての「エッフェル塔」が実例としてあげられます。 番組では、そんなパリが、決定的な輝きをもつに至った19世紀を中心に構成。
過去、多くの著名人・文化人をも虜にしたパリの魅力を、デジタルシネマカメラによって贅沢な映像遺産として遺しました。どうぞご期待下さい。


(文責:プロデューサー河野英輔)