現場レポート

9話の放送が終了しました！

涼太のもとから逃れた美都。
その美都を手助けしたのは涼太の親友・小田原。
小田原が美都を自由にしたのと引き換えに渡したのは、自分の本当の気持ちでした。
このシーンを撮影するにあたり、今まで掴みどころのなかった小田原の感情的な部分を全力で演じた育三郎さん。
監督もご自身も納得のいく表情が出来るまで、何度も何度も涙を流し続けて演じていらっしゃいました。

さらに、今回の出来事で自らの本音をむき出しにさせたのは、中川翔子さんことしょこたんが演じる皆美。
美都を中傷する貼紙を貼ったのが、実は彼女…という衝撃の事実。しかも、誰のためでもなく自分のために美都を貶めた皆美。その狂気の沙汰のウラにも彼女がそうせざるを得なかった追い詰められた事情も…。
今回は皆美の家が初めて登場しましたが、有島家と同じマンションに住んでいる設定なので、今までに登場した有島家の内装をまるっと変えたお部屋になっています。
なのにも関わらず「有島家と間取りが違う！？」とスタッフたちを混乱させたのは、それぞれのキャラクターが出ている内装のおかげ？なのでしょうか^^
皆美のお部屋は一目瞭然の“しょこたん仕様”。猫や漫画がたくさん！！よくよく見てみると、漫画家さんからサインをもらっていたりも…
細部にまでこだわった皆美家に、撮影前にはお家の中を一周ぐるりと見回っていたしょこたんさん。「わーーすごい！！（サインを見て）これ超ウケる！」と大喜びでした^^

そんな喜びもひとしお、心情を吐露するシーンでは、にこやかな表情は封印し、こちらも監督と今までの皆美の集大成と言わんばかりに、セリフのやりとりを監督と細かに打ち合わせ。
「徐々にヒートアップして。麗華に詰め寄るように」「泣き崩れるところは、シクシクですか？大声をあげたほうがいいですか？」と1つ1つ確認し、その場で実践し、微調整をしながらの撮影でした。

涼太の元から離れ、一人になった美都。

ついに次週…渡辺夫婦離婚成立。

しかし、最後の晩餐へと涼太に誘われた美都。
最後の晩餐が引き起こす最後の夫婦のカタチは…

そして、こちらも有島の元から離れた麗華。
冷たく突き放す彼女が最後に決断した夫婦のカタチとは？

次週『あなたのことはそれほど』いよいよ最終回です。

最後まで、美都たちの運命、行く末を皆さんでヤキモキ、叱咤しながら見守っていただけると幸いです。