現場レポート

特別試写会が行われました!

4月18日(火)から放送の『あなたのことはそれほど』先日、公式サイトからもご招待の告知をしましたが、本日特別試写会が行われました!

イメージ

小雨降る中の試写でしたが、
放映された第1話も本日の天気のように、なにやら雲行きが怪しく…しっとりとじんわりと運命の波紋が広がっていく序章のように思えました。

二組の夫婦のマリッジライフと四者四様に揺れる恋愛模様を、予測不能な展開で繰り広げていく『あなそれ』。 “2番目に好きな人“と結婚した主人公・渡辺美都がずっと想い続けていた小・中学時代の同級生の有島くんと偶然再会したことからすべてが始まります。

運命だと信じていた男との再会に心を揺さぶられる女・美都
不倫されたと知っても妻を愛し、責めない男・涼太
浮気をしている夫を手のひらで転がす妻・麗華
軽い遊びのつもりが抜けられなくなる男・光軌

4人それぞれがそれぞれのやり方で大切なものを守ろうとする姿に、人間の狡さや弱さだけでなく、可愛くも切ないドキドキ感が散りばめられた大人のいびつなラブストーリー。また、既婚者同士の恋愛、大人同士の関係に ザワザしつつもキュンキュンしてしまう “ザワキュン”現象が起こるかも知れません。
だって、恋の始まりはいつだって予測不能。

昔はぐれた運命の人が突如目の前に現れて、ずっと封印していた恋が目覚めてしまったら、あなただったら、その気持ちを押し殺すことができるでしょうか?

1話の試写のあとは、TBSアナウンサーの加藤シルビアさんを司会に、キャストたちが登場しての舞台挨拶スタート!
さっそくスタッフ・キャストのご挨拶から紹介します。

イメージ
ドリマックス・テレビジョン佐藤敦司プロデューサー

今日は足元が悪いなか、お越しいただきありがとうございます。
第1話観ていただきましたが、本当に数日前に出来上がりまして、ここにいるみなさんが本当に初めての視聴者です。
観ていただいたご感想が非常に気になりますし、楽しみです。(試写後には皆さんにアンケートを書いていただきました!ありがとうございます)
このドラマは不倫を題材としていますが、さまざまな恋愛の局面を描いた表現をしていきたいと思っています。1話にも淡い初恋や、結婚に至るまでの過程、そして2番目に好きな人と結婚したり…そして最後、禁断の関係に陥る瞬間。恋愛のさまざまな局面を描いています。
第2話以降は、さらに急展開でストーリーが描かれていきます。美都と涼太夫婦の関係や、もう一組の夫婦の関係も含めて、どんどんもっと次の展開が気になるストーリーになりますので、みなさま是非ご期待していただければと思います、
そして本日から一週間後の4/18のよる10時より、いよいよ第1話が放送されます。
ご家族、ご友人、一人でも多くの方にこの作品を観ていただきたいので、この番組の細かい内容は伏せつつ、たくさん宣伝をしていただけると嬉しいです!

イメージ
渡辺美都役・波瑠さん

みなさん、おはようございます。
今日はお天気が悪いですけど、お越しいただきありがとうございます。
美都を演じます波瑠です。…あまり何をしゃべるか考えないでここまで来てしまいました…(笑)。今日はよろしくお願いします!

イメージ
渡辺涼太役・東出昌大さん

みなさま、第1話ご覧になったんですよね?いかがでしたか?!(会場に投げかけ…拍手喝采のお返事♪ありがとうございます)
皆それぞれ、ここに並んでる実際の4人とは違う人物を演じているので、細かく撮影のお話してしまうとネタバレになってしまうので、おもしろくない!と思われるかもしれないけれど、ここ(試写会)でしか出来ないお話をして、今日は皆さんと楽しい時間を共有できたらいいなと思います。よろしくお願いします

イメージ
有島麗華役・仲 里依紗さん

今日はお足元の悪いなか、お越しいただきありがとうございます。
有島麗華を演じます仲 里依紗です!すごく、新鮮な感じです。今までに演じたことがない役柄なので、毎日現場が新鮮です。どうなっていくのか自分も楽しみながらやっています!

イメージ
有島光軌役・鈴木伸之さん

今日はお越しいただきありがとうございます。
僕も結婚していたり、大人の恋愛をしたり、本当に新しいことにチャレンジさせてもらっている作品なので、引き続き撮影を頑張って行きたいと思います。今日はよろしくお願いします!


〜 質疑応答コーナー 〜

Q 今回の作品のお話を受けたときの感想
波瑠さん:
“こういうお仕事があります”とお話をいただいて、以前、いくえみ綾先生の作品で「潔く柔く」という作品に出させていただいた経験もあって、すてきなお仕事だなと思ったんですが…お話をよく聞いて、ええっ!(驚)と、自分が出来るかな…というのが、一番最初に抱いた印象です。すごく不安で、私、結婚もしていないし、自分の中からこの作品のために感情を生んだりリアルなものを動かせるのだろうかという疑問が大きくて、一番最初は戸惑いました
今も・・・ちょっとそうです。もちろん皆でつくりあげていくので、1つ1つ確認しながら、監督と話し合いながらやっています。
演じていくうちに思ったんですが、美都は恋しているんですよね単純に。不倫をしているというより恋をしている。それはやっぱりおかしいですけど、恋をしているという感覚を大事に演じていくことで、美都にリアリティを持たせることが出来ればいいなと思いながら今、やっています。

イメージ

東出さん:
原作を読ませていただいたんですけど、うーーーん(悩)。涼太という人物は本当におおまかな骨組みで言うと、奥さんを愛しているのに裏切られて、同情されるべき人なのに、そうはうまくいかないという気持ち悪さ…モヤモヤした今日の天気みたいなその人物をどうやったら僕が出来るだろうと、すごく考えました。今も現場で探っていて、気持ち悪く演じるだけだったら簡単ですけど、やはり涼太の魅力というのは純粋に美都を愛していることだけは間違いないなと思いました。大変だなという印象を最初は抱いたような気がします。だけど、今は楽しいです。

仲さん:
まず…私のプライベートが本当に毎日「ピンク!ピンク!ピンク!!」みたいな日常を送っているので“(演じるのは)この主婦ですか…”みたいな驚きがありました(笑)。今までにやったことがない役だったので、嬉しい一面もありました。今までは元気なキャラだったり、イジワルなキャラを演じることが多かったので、こういうしっとりとした、まっすぐな女性を演じられることが自分にとってプラスになればいいなと思ったので、この機会はすごく嬉しかったです。

鈴木さん:
僕もまだ独身ですし、結婚もしていないし…そういった結婚の先の恋愛も未知です。今後、子どもも登場してくるのですが、それも僕の人生ではまだ先なので、”でっくん“が”子どもを抱っこする練習に家に来ていいよ“と言ってくださいました。本当に助けてもらいながら演じたいなと思います。


Q 美都×涼太・麗華×光軌…ご夫婦それぞれの印象

イメージ

波瑠さん:
お会いする前からもちろん知っていました。落ち着いた方で、ご結婚されてお子さんもいらっしゃるし・・・縁側で将棋をしていそうなイメージでいたんですけど、一緒にいる時間が長いと、そういうイメージよりも、ずっと話しやすい方だなと思うようになりました

東出さん:
(縁側で将棋)それもあります。僕自身はごちゃごちゃ複雑な人間だと思います(苦笑)。波瑠さんは、凛とした方。NHK連続テレビ小説『あさが来た』も観させていただきましたが、大和撫子というか、芯があって、本当に素敵な女性だなあと思います

仲さん:
鈴木さんは、とても爽やかで好青年。挨拶される時もシュっとしているし、自分の息子がこういう風になったらいいなあって思います。身長も高いですし、すごくお顔も整ってらっしゃるので…本当に将来有望だなあって、母親のような目で見ていました(笑)

イメージ

鈴木さん:
ありがとうございます(笑)。役どころ、夫婦の間柄もにたような感じになっているので、そういうところも生かしていけたらいいなと思いますけど、仲さんはお笑いが大好きだそうで、そういうところでコミュニケーションをとりながら撮影をやらせてもらっています!

Q 波瑠さんへの質問〜第1話の感想〜
波瑠さん:
さっき観ていました…そして最後まで観られなかったんです(涙)!
この舞台挨拶までに間に合わなかった…バーにいるところで、終わってしまいました…。何日か前の最近まで撮影していたシーンがたくさんあったので、すごく不思議な感覚でした。そして、思っていたよりずっと可愛らしい作品になっていました。
美都の乙女心というか、そういったものが軸に描いているんだなと、完成したものを観て改めて思いましたし、私がよくない寝言を言ったわけですけど、その隣で旦那さんがあんなに怖い顔をしているとは…1話を観て初めて知ったので、ぎょぎょっとしました(笑)。

Q東出さんへの質問〜優しい夫涼太が豹変…どんな涼太に?〜
東出さん:
僕は、演じるときはその人の人となりを知って、その人の精神構造を知りたいんですけど、いくえみ先生にお聞きしたら、ご自身が描いていても(涼太は)わからないとおっしゃっていたので「わからないって言われたちゃった!」って思いました(笑)。
ただ、涼太って、1話をご覧になった皆さんならわかると思うんですけど、寝ている美都の横で布団をドスンとやるんですよね、あの瞬間的にドスンとやるっていうのは、やはり涼太も涼太ですごく“いびつ”なんだなあと。でも、僕一人がこのドラマで悪いわけではないし、嫌われるわけじゃない。みんないびつで嫌われる要素を持っていると思うので、腹をくくって、全員が逆に魅力的で目が離せないというお話になればいいなあと思っています。

Q仲さんへの質問〜麗華を演じるにあたって〜
仲さん:
すごく地味にしなきゃ地味にしなきゃ…と思って、メイクをスーパー薄くして、絶対仲里依紗で生きていたら一生着ないであろう衣装を身にまとい、ベージュのローヒールのパンプスを履き・・・本当にすべてにおいて新鮮!周りのみなさんが用意してくださったもので、自然と麗華になれているんだなって思います。皆さんに助けられて麗華になっていると思います。見た目から入るほうなので、本当に皆さんに助けられています。


Q鈴木さんへの質問〜
会場にお越しのみなさんに第1話をご覧になっていただきましたが、率直に申し上げて軽いと申しますか…チャラいと申しますか…女性から見ますと、サイテーな男と言われても仕方ないと思いますが、演じられていかがですかっ?〜

イメージ

鈴木さん:
そうですねえ…すごいフリですね(笑)。先日監督にもドライで(撮影前のリハーサル)「とにかく有島は女の子が大好きだから!」と何度も念をおされて、東出さんがおっしゃったように、登場人物それぞれがいびつな部分を持っていて、有島はやっぱり女性に対して結婚とかしていても、そこにしばられない自由なところがあったり、どこか憎めないところがあったり…そういうところを出していけば、有島光軌になれるのではないかなと思っています。

Q最後にメッセージをお願いします

イメージ

波瑠さん:
本当に「みっちゃん、バカだなあ」と思っていただけるようにしたいなあと思っていて、もちろん美都がしていることは正しくないし、もしも自分の大事な友達が不倫とかの道ならぬ道を行く恋をしていたら「やめなよ!」ってなるけれど、友だちの友だちが不倫をしていると聞いたら…ちょっと話を聞きたいってなりませんか?いけないとわかっていても話を聞きたくなる。なので、覗き見るような感覚で楽しんでいただけるドラマになれば、と思っています。なかなか感情移入が出来るキャラクターはいないけど、ちょっと隣を覗き見したくなるようなドラマになるよう頑張ってつくっていますので、最後まで応援よろしくお願いいたします!

東出さん:
波瑠さんさすが!全部お話してくださいましたが、テレビは、家にいてただ電源をつけるだけで観られるすごくお手軽なものだと思うんです。僕らはそうですね、先ほども腹をくくって、嫌われる覚悟を持つと言いましたが、ただただ頑張るので、お手すきだったらぽちっとテレビをつけて、観ていただけたらこれ以上嬉しいことはありません!波瑠さんのおっしゃったように覗き見をして、そこから目が離せなくなるような作品にしたいと思います!

仲さん:
本当にこのドラマは人の不幸を覗き見るような…人間は人の不幸が好きじゃないですか。「まじで〜?あの人!?」みたいな(笑)。女子って噂話がすごく好きだし、このドラマも観終わった後に「え!有島サイテー!!」と思われると思うんですけど…でも、どうかこの4人のこと嫌わないで(笑)!にこやかなオフショットをたくさんあげるので、これはドラマだということで割り切ってお話を楽しんでいただけると光栄です♪

鈴木さん:
本当に皆さんがおっしゃるように、彼らの出来事を覗き見るような心で、他人の不幸や他人の生活を覗き見るような感覚でお楽しみいただけると嬉しいです!


本当はいけないことだけど…いけないことだからこそ、覗きたくなる。
誰しもの身近にある“恋をする”感情で、揺れ動く4人の男女の気持ち。
4月18日(火)放送後には「有島サイテー!」と、試写会の会場にいた女性たちに思わせた気持ちを皆さんも一緒に味わっていただきつつ、だけど有島を純粋に思い続けた美都の恋心にザワキュンしてくださいね!

イメージ

本日行われた、舞台挨拶の様子は、明日のTBSの情報番組でもチラリとお見せしますし、後日YouTubeにもアップ予定です!お楽しみにっ^^

このページの先頭へ