インタビュー：vol4陣馬耕平役 橋本じゅん
Q.機動捜査隊という職業にどんな印象を持ちましたか？
24時間の中で初動捜査をしたり、パトロールしたりと密かに日本の治安を守っている感じが忍者みたいだなと思うと同時に敬意を持ちました。この作品で機動捜査隊の仕事内容を初めてちゃんと認識したのですが、こういうお仕事に携わっている皆様のおかげで日本が治安の良い国だと言われているんだと気付けて衝撃を受けたというか、感動がありました。
Q.陣馬の印象を教えてください。
ベテランでいろんな部署を経験していて上司の（桔梗）ゆづるさんとも顔見知り。潤滑油のような存在なのかなと。第4機捜メンバーの兄であったり、友達あったり、上司であったり、親であったりと、時と場所によって形を変えられるような多面的な人物ですね。
演じる上ではセリフに縛られないことにチャレンジしていて。周りにいる人がどういう感情でいるのかを一番大事に感じて演じています。そうすると発する言葉が台本に書かれていることに近いことだったり、そのものだったりするんです。当たり前といえばそうなのかもしれないですけど、ここまで意識したことは今までなかったですね。
Q.綾野剛さんと星野源さんと共演してみていかがですか。
伊吹と志摩は正反対のキャラクター。2人が時間や事件を経てどう変化していくのかが本当に楽しみです。演じるお2人は役者として集中力がすごい。お芝居を間近で見ることができて「得したな！」って思っています（笑）。それはほかの共演者の皆さんのお芝居を見ても感じます。臨場感も存在感も集中力もすごいので、見てくださる視聴者の方には出演者全員のお芝居を楽しみにしてほしいです。
現場では綾野くんによく話しかけるんです。すごく独特な感性で演技をされる方なので「今の芝居どういう風に感じて演じたの？」とか。ウザいと思われているかもしれないですけど（笑）、ついお芝居の話をしちゃいます。源ちゃんとは知り合って長いですから普通に話しかけます。やはりお芝居のことが多いです。岡田くんとは、映画（洋画）の話をよくしますが、野球の話も多いです。
Q.最後に作品の見どころをお願いします。
とにかくシーン数が多いです。第4機捜メンバーたち24時間勤務の中で、さまざまなシーンがどんどん展開されていくのでスピード感があります。
ドンパチみたいな派手なことはなく、とても堅実な仕事を描いているけど、それがまた新鮮で逆に派手だと思いますし、その中で、まとまりのない第4機捜のメンバーがチームとしてどうなっていくのか注目してください。